上手くいっていない人が教わっていない、コミュニケーション成功の鍵

益田先生のお話を伺っていると、私はHSP傾向が強く、妻は発達障害（ASD）傾向が強いようで、だから対立するんですね。私のほうは妻が私の領域に土足で侵入してくるように感じ、妻は私を全体として捉えることができず、部分的な発言を曲解して怒るんですよ。私はそんなことを一言も言ったつもりもないので、不当に怒られているという気にしかなりません。だから、いっさい反省することがないのです。国語のテストの解答がとんちんかんな生徒にいいかがかりをつけられているような気分にしかならないのです。お前はアホかという言葉しか出てこないので、怒るも何もないのですが、妻の方は、私に抗議しているうちに、激昂していって、私を罵り始めるのです。痛罵というか面罵というか。私を人間としてリスペクトしていないと感じるので、結果、口も聞きたくなくなるという状態が恒久的に続くのです。

妻が自身のASD傾向を理解し、私の姿勢を歪曲しないようにするというふうに意識を変えないと、この対立は解決不可能です。私の方からは何もできません。

益田先生のおっしゃるように「妥協する」しかないことを私のほうは理解しているので、すぐキレる妻とのの距離をできるだけ大きく取るだけです。年々その距離は広がっています。