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英語力、日本は過去最低の87位 若い世代で低下、東高西低に | 共同通信 [資格・学び]

英語力、日本は過去最低の87位 若い世代で低下、東高西低に | 共同通信

これは世界的な語学学校運営企業のEFエデュケーション・ファースト(スイス)の調査とのこと。具体的にどういうポイントを調査して、総合点を算出したのかまったくわからないので、なんとも言えません。しかし、たしかに現場感覚では、英語ができない学生が目立ちます。私の周囲の教員たちもみな口を揃えて同じことを言います。いわゆる「高大接続」という政策のために、大学の英語の教科書のレベルも恐ろしく低いものを使わされています。私の頃だったら、高校1年2年レベルのものです。それを大学1年と2年で使用しなければいけないのです。彼らには文学作品なんか一切読める能力はありません。

私はよくわかっているのですが、学生に英文和訳をさせると、スマホのカメラのシャッター音が聞こえ、そのあと翻訳アプリの訳を読み上げるのです。だから、どのクラスも同じ訳文になるのです。私はいちいちそんなことは咎めません。勉強したくない人たちはそれでいいでしょうし、私は授業がスムーズに進行すればそれでいいのです。できない人は、落とせばいいだけですから、そんなことは私の責任ではありません。

現役の大学生は小学校から英語をやっているそうですが、それも時間の無駄なのでしょう。単純に英会話ごっこで遊んでいるだけだし、読んで調べて考えて書いて発表するという一連の学習作業とは対極のお勉強を文科省が推奨すればするほど、知的レベルも劣化していくはずです。これからは小学校でも成績のつく英語の授業をするそうですが、知的成熟度を一切考慮しないカリキュラムを実施すれば、単純に苦手意識を持って、英語アレルギーの人を増やすだけでしょう。いまから悲惨な結果が目に見えるようです。

1960年代の学生運動の反省から、政府は反抗しない愚民を育てる政策を取っていると主張する人がいますが、その陰謀論はあながち間違ってはいないと思います。

ともあれ、英語教員の私には日本人の英語力の低下なんかまったく関係のないことですし、お客様が増えるだけのことですから、どうでもいいニュースでした。




「9時〜17時労働でおかしくなりそう」新社会人の涙に賛否…回避する術はあるのか? - 弁護士ドットコム


1917年、ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国が初めて国の法律として8時間労働を立法化し、その後、フランスやドイツでも相次いで8時間労働法が実現します。そして1919年、国際労働機関(ILO)第1回総会で「1日8時間・週 48 時間」という労働制度を定め、これが国際ルールとして確立されることになります。

日本では、戦後のGHQ主導により行われた1947年(昭和22年)の労働基準法の制定により、1日の労働時間を8時間に改めることになりました。



考えてみれば、「8時間労働」をしなければいけない根拠が明確ではありませんね。睡眠、生活時間と労働時間で24時間を機械的に割った結果の数字が8時間だったそうですが、そんないい加減な考えなんですから、いますぐそのルールを変えてもおかしなことではないと思います。

8時間以上働いたら、あるいは働かせたら、労働者と経営者を刑務所にぶち込むくらいの改革を実施するのがいいのでしょう。上限が8時間で、それ以下の範囲で、人によって労働時間は自由に決めてもいいのではないでしょうか。ただ、その働き方だと成果主義の労働では可能ですが、工場労働者とか、販売員というような働き方では難しいでしょうね。



https://youtube.com/shorts/SK8G7LHpPdQ?si=keGjhbOX_Kha9hcv




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