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フィットネスバイクを漕いでみました [健康・メンタルヘルス]

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一昨日注文したばかりのフィットネスバイクが昨日届いたので、さっそく組み立てました。1時間弱で組み上がりました。締め付けなければいけないネジが思ったより多く、締めにくい位置にあるものもあるので、少し手間取りました。付属の工具は精度があまり良くなさそうだったので、家にあるラチェットレンチとソケットや、メガネレンチ、アーレンキー(六角レンチ)を使いました。付属の工具の長さが短いので、それらだけではしっかり締めることは難しいと思います。

組み立てたあと、机に書見台を置いて勉強しながら20キロ漕いでみました。負荷の目盛りは16段階ですが、いまの私は7から10あたりでちょうど良いようです。そのうち、10以上でブン回せるようになるのかもしれません。20キロ走っても、心拍数もあまり上がらず、膝や大腿四頭筋の負担も感じないので、年寄りにはちょうどよい運動です。

ペダルの場所が普通の自転車だと体の真下ですが、フィットネスバイクだと前のほうなので、ペダリングのときに使う筋肉も違うと思います。レビューでは負荷の調整のためのつまみが邪魔でガニ股になると書いてあったのですが、ふつうの自転車と同じようなものです。少なくとも私はガニ股にはなりません。付属のペダルは裸足でも痛くならないタイプでした。靴下のままでも大丈夫です。ガニ股になる人はペダルをかかとで踏んでいるのかも知れません。そもそも自転車の乗り方も知らないのでしょう。参考までに申し上げますと、ペダルはつま先に近いところ、母指球で踏むものです。

使用中の音も静かです。ベルトが回る音がわずかに聞こえますが、エアコンの音のほうが大きいです。けっして不快な音ではありません。

サドルはフラットタイプです。座り方によっては、お尻が痛くなるかもしれません。しかし、私の自転車の方のスポーツタイプに比べたら、まったく痛くならないと言っても過言ではありません。それらのパーツは交換品が販売されているので、回転する部分が壊れなければ長持ちさせることは可能です。コンピュータが壊れたら、速度も距離や心拍数なども表示されなくなりつまらなくなるかもしれません。

カロリーの表示ですが、20キロ走って500キロカロリーでした。体の大きな人がアウトドアで本気でサイクリングをしたら、そのくらい消費することもあるかもしれませんが、私の場合は体重が軽いのでそんなに燃焼することはないでしょう。せいぜい200キロカロリーです。自転車で20キロ走ったときの疲労感に比べたら、たぶんその半分以下の疲労感でした。アップダウンによる強度の上下がないというのと、心拍数が一定でほとんど上がらないというのが最大の原因です。心拍数は上がっても100強です。本気で漕げばもっと上がるとは思います。

折りたたむときはちょっと面倒かもしれません。手回しネジを1本外してから、再度位置を変更して締め直す必要があり、その際に車体がけっこう重たいので、非力な人にはやりにくいと思います。運動を思い立ったときに、いちいちその作業をするのは面倒なので、私はすぐに乗れるように畳まずに置いておくことにしました。床に接する部分に関しては、私の自転車の長さの半分程度から3分の2程度なので、私の狭い部屋でも邪魔にはなりません。そもそも先客として鎮座している自転車とチェロのほうがかえって邪魔なくらいです。もちろん、冗談です。チェロも自転車も大事ですよ。

負荷を強くしてペダルを漕いでいる間、爆弾を抱えている左の膝が少し痛くなりました。もっと筋肉をつければ、割れた半月板をカバーできるようになるかもしれません。

自転車を使った運動というのは、ジョギングとは違って膝にも負担がかからないし、ウォーキングよりも食後の血糖値を下げるのに効果的なんだそうです。寝る前の運動しても、汗もかかないし、隙間時間を利用した運動も可能ですし、勉強の手を休める必要もないので、「ながら運動」ができ、タイムパフォーマンスも良いです。YouTubeで自動車やバイクの走行動画を見ていると案外捗ることも気づきました。いっしょに走っているような錯覚ができます。

まとめますと、このフィットネスバイクは、買ってよかったと思います。酷暑や厳寒のような悪天候の中でも運動ができますし、花粉やPM2.5の心配もありません。近所の誰かに暇なやつだ思われることもありません。いつでも気軽に運動ができる環境が家にあるというのは最高です。今年2023年に買ってよかったもののうちの一つに加えたいと思います。









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