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正月はきらい [雑感・日記・趣味・カルチャー]

正月に実家に帰省し、親戚と会ったり、初詣に行ったり、福袋を買ったり、おせち料理を食べたり、ビールや日本酒を飲みながらテレビを朝から晩まで見て過ごす方も多いのかもしれません。私の同僚のおじさんたちはみなそういうのを楽しみにしているそうです。

私はその反対に、正月というのは一年の中でもっとも憂鬱な時期です。私くらいの年令になってくると、毎年同じことをしていることに飽き飽きして、正月のイベント自体がいい加減にしてほしいくらいに思えてきます。なんだか子供っぽくて、アホらしいのです。

私はもう何年も前から正月は実家に帰省することもありませんし、親戚とも会いません。実家に帰ると、こたつに入ってクソつまらないテレビを見ることを強制されるのでイライラしてきます。私にとっては苦行なのです。初詣に行くのだいぶ前にやめました。私は筋金入りの無神論者で、唯物論者ですから、神社やお寺に参拝して、一年の近いを立てるようなことや、お金持ちになれますようにとお願いするのは、原始人みたいで滑稽に思えます。

福袋は20年前に一度買ったことがありますが、それきりです。いらないものを買っても、捨てるだけですから、SDGsの時代には合わない習慣だと思います。

おせち料理も私の苦手なものばかりです。私が食べられるのは、ハムと黒豆と卵焼きくらいなものです。伊達巻もかまぼこも数の子も田作りも栗きんとんも嫌いです。お雑煮は食べられますが、元日の朝食と昼食で終わりです。あとは冷凍食品やカップラーメンに切り替えます。さもないと体調を崩してしまうからです。正月というのは、糖尿病患者にとってはたいへん危険な時期です。

そういう人間にとっては、ケンタッキー・フライドチキンのおせち料理みたいなもののほうが理想に近いです。別に縁起物なんかには興味はありません。私は自分の健康のほうが大事です。

もちろん、テレビもつまらないので見ません。ふだんから見る習慣はないので、正月だからといってわざわざ見るのも変です。家族と一緒に過ごすより、私の場合は自分の部屋で過ごすことが多いです。

大晦日も毎年毎年、自分の部屋で一人で過ごしています。紅白歌合戦なんて、まったく興味はありません。このジェンダーフリーの時代に、世界から批判されないのが不思議です。SDGsの目標の一つをNHKが自らぶち壊しているのですから呆れます。

今年は愛犬も死んでしまったので、散歩にも行けません。家の中でフィットネスバイクを漕ぎながら、勉強をする予定です。あとはいつものように楽器の練習をしようかな。また普段通りの生活を送ります。