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断捨離、ミニマリストについて精神科医目線で解説します  [健康・メンタルヘルス]



ミニマリストや断捨離依存症は病気。完璧主義、白黒思考に陥っている。発達障害(神経発達症)、ASD、ADHD、双極性障害に多い傾向がある。

私もコロナが流行していたときに、家にいることが増えたのをきっかけに、片付けにハマりました。もともと溜め込むタイプなので、いらないものを一気に処分できました。使わないキャンプ用品はハードオフで、数千冊の本はブックオフなどで買い取ってもらいました。紙の資料もスキャナーで取り込んでデジタル化しました。それでも困ることはありませんでした。

結果、部屋の中はだいぶ空間ができたのですが、そのスペースに別のものが入って、結局、プラスマイナスゼロです。でも、心の整理がついて、スッキリしました

モノが溢れて頭が混乱するようであっても困りますが、なさすぎていつも買い物にいかないといけなかったりするのも不便です。モノは適度にあったほうがいいし、ストックも必要です。

ひとそれぞれ最適なモノの数があるはずです。その状態を試行錯誤を通じて探求すべきで、なんでも処分してしまって、すっきりしていることが理想なのではありません。

たしかに、われわれの生活の中には、いらないものは溢れています。でも、何かが壊れたときに使えそうな材料や工具は捨てるべきではないのです。そういうものはふだんは邪魔ですが、いざというときに役に立つのです。人間も同じです。会社の中で、遊んでばかりいてずるいと思う人がいるかもしれませんが、彼らはいざというときに役に立つタイプです。私もそういうタイプだと自負しています。








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