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ASDが茶番と感じる物事の理由・対応【神経発達症/発達障害/アスペルガー症候群/自閉症スペクトラム】 [健康・メンタルヘルス]



私が苦手なのは、人前で褒められること。最近の若い人たちもそういう傾向があるという話を聞きましたが、私も若い頃からずっと苦手です。

誰かが私のことを優秀だとか真面目だとかちゃんと仕事をする人だとか言ってくれるた場合、どうせお世辞だろうなと思いながらも、以前は「そんなことはないですよ」と謙遜して返事をすることがありましたが、この頃はもう面倒くさくなったので、「そうなんですよ。私は抜かりなく仕事をするタイプなので」とか真面目な顔をして言えるようになりました。そういう空気の読めない返事をすると、それ以降はくだらない茶番劇に付き合わされなくなります。

茶番を演じる人というのは、それが仲間意識を確認するためのコミュニケーションだと思っているかららしいのですが、そのような上っ面だけのやり取りをして、群れなければいけないレベルの人とは、付き合う価値はないと思います。

そういうふうに書いてしまうと、自分はASDなのかもしれないな、と思います。世の中全体が発達障害の人ばかりになれば、いままでが常識人だとされていた側の人達が、社会不適合者になっていくはずなので、自分の精神を痛めつけながら集団に合わせる努力をする必要はないと思います。

就職の面接で「志望動機」を話すときも、口コミで給料と待遇が良かったから、とか、言えから近かったからとなどと正直に言ってしまってもいいなんじゃないかと思います。その仕事は、いくらウェブで調べようが、実際にその会社に就職して何年も働いてみないと中身がわかるわけがないのです。志望動機なんて、聞くほうがおかしいでしょう。私だったら、面接官に「たとえば、どういう志望動機を話せば喜んでもらえるのですか」と聞き返すかも知れません。そういうやりとりには私は興味がありません。具体的にどういう場所なのか知りたいので、働かせてくださいと言うかも知れません。そういう面接になってしまったら、とうてい働かせてくれないでしょうけど、それはそれで構わないですね。そんなやりとりしかできない環境には長期間いられませんからね。