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なぜ生きる延びようとする? 楽しく老いる [健康・メンタルヘルス]



私の叔父の一人は40代でそれまで働いていた会社を辞め、突如起業し、ビジネスが軌道に乗りかかっていた頃に、50代で交通事故に遭って呆気なく亡くなりました。幸い、いまは息子が跡を継いで、会社を大きく発展させています。

孔子曰く、「吾十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知る。六十にして耳順い、七十にして心の欲する所に従いて矩を踰(こ)えず」。

そこから、15歳は「志学」、30歳は「而立」、40歳は「不惑」、50歳は「知命」、 60歳は「耳順」、 70歳は「従心」と言われるようになったようです。その表現を借りると、私はとうに「不惑」や「知命」を過ぎているのに、いまだに惑うことも多く、天命も明確に掴んではおらず、時代に流されるままここまで馬齢を重ねてきています。叔父が事故死をした年齢まであと1年。祖父が亡くなったのは60歳。私が還暦を迎えるのはもう少し先ですが、そろそろ自分の人生に決着をつけたいという気持ちもあります。

私はコロナ期において、突如第二の人生を歩もうという計画を開始しました。なかなか思い通りにはなるものではありません。記憶力も集中力も衰え、一方で、お金を稼ぐために、学習時間をやりたくもない仕事に奪われ、バタバタと空中で手を振り回しているだけのような気分になっています。

同僚に、「先生は、落ち着いていらっしゃいますね。悩み事なんかないんでしょ?」なんて言われることもあります。しかし、心の中は常に動揺していますし、悩み事だらけです。その悩み事を言語化したり、感情に表すのが難しく、そんな努力をして他人に伝えても理解してもらえないだろうし、仮に共感を引き出したところで何の意味がないだろうと思っているだけです。悩みが不存在というわけではないのです。

「楽しく老いる方法」について、考えをめぐらしてみたいと思ったのですが、よくわからなくなりました。悩み多き人生ですが、そんな私でも50代になって、ある程度は吹っ切れたところもあります。「もうどうでもいいわ!」と心のなかで大声で叫んでみると、私の気持ちはわかってもらえるかもしれませんが、肩の荷が下りて少し楽になれます。それが「老いの楽しさ」と呼べるものかも知れません。20代や30代のときのように、やれ、海外旅行だ、国内旅行だ、高級ホテルのディナーだ、キャンプだ、スキーだ、恋愛だ、などと、人生を謳歌しようという気持ちにはなれません。そんなものはもうどうでもいいのです。私が求めているのは、そこじゃないんです。

あと3年頑張れば、次男が大学を卒業し、自立します。そうなったら、私は今みたいにお金のために無理して頑張らなくても生きていけるはずです。長男が片付いたときにわずかに感じた気分が、次男が独立したときに、完全なものになるわけです。そうなったらもう自分のことだけを考えて生きていけます。少しは妻のことも考えないといけないのかも知れませんが、妻は妻で自分自身のことだけ考えて生きているようですから、私は余計なお世話をするつもりはありません。

とはいえ、実際、自分のためだけ考えて生きていくのは難しい気がします。人は誰かのためには頑張れるけれど、自分のためだけに頑張ろうと思っても、自分を甘やかしてしまうものです。このまま無事に生きていれば、私には50代の終盤にそのモーメントが訪れることになるのですが、私にはそれが耐えられるかどうか、生き延びられるかどうか自信はありません。やはり誰かのために生きていると自分自身に錯覚させながら、偽りの人生を送っているのでしょう。

「楽しく老いる」なんてことを考えている事自体、まだまだ若い気がします。いまはまだそんなことを考える余裕もありませんし、いくら頑張ってもそんなことはできそうもありません。老いは楽しくすべきことなのでしょうか。今はまだ老いに対して特別な感情を抱く余裕すらありません。楽しいとか辛いとかそんなことを考えている暇はありません。生きているだけで精一杯です。




「止まらない物欲」を抑える方法は? 茂木健一郎が相談者の悩みに脳科学的視点でアドバイス

買い物をするとドーパミンが出て気持ちが高ぶる。物欲が激しい人は、買い物によって、自分の人生を楽しもうとするタイプのドーパミン依存症なのです。物欲から逃れるためには、まずはモノの情報を遮断すること。そして、代替手段を見つけること。茂木さんはランニングとか研究とかでドーパミンを出しているそうです。私も楽器の演奏とか、資格取得のための勉強とかで、物欲を抑えています。抑えるも何も私の買うものなんて安いものばかりですから、それを物欲と呼ぶのが恥ずかしいくらいです。私がイメージする物欲は、必要もないのに、高級なスマホやパソコン、高級なテレビや洗濯機や冷蔵庫などを買って友人に自慢したりすることです。そういうのは私にはまったくありません。できるだけ安く済まそうという気持ちしかないので、物欲ではなさそうです。もちろん必要なものは買いますよ。あったら便利なものは、なくてもいいと世間では言いますが、やはり、あると便利なものも経験上多いです。


「義理チョコ」文化薄れる 予算は「500~1000円」が4割、最もお金をかける相手は…【バレンタインデー】

義理チョコとか年賀状とか地鎮祭とか、私には意味不明です。あんなものを文化と呼べるのでしょうか。うちの妻は、バレンタインのチョコレート販売のバイトをやっていて、今日が最終日です。デパートの超高級チョコなのでなかなか売れなかったのですが、一昨日からポツポツ売れ始めたそうです。



夫を説得して35年ローンで建てたが…実際に住んで分かった「平屋住宅ぐらし」のリアル《両親、ママ友からの“予想外の反応”とは?》

平屋のイメージは、いまだに昔の安普請の家なんですね。私は住宅に関しては一家言あるので、平屋が一番贅沢だという認識です。記事の終わりに出てくる、家族の生活音が気になるという話ですが、それは部屋の壁が薄いからですよね。ふつうは間仕切り壁には断熱材を入れませんが、そこに防音材としてスタイロフォームでも埋め込んでおいたらだいぶ違ったたのではないでしょうか。うちは3階建ですが、1階にいると、二階の床を歩く音がうるさいです。平屋だろうが3階建てだろうが、日本家屋はうるさいものはうるさいです。それを改善するためには、壁や床を引っペ返して、スタイロフォームを埋め込むしかないでしょう。


メルカリで値段の「¥マーク」を小さくしたら購入率が伸びた理由、ペイディがサービス名を「カタカナ表記」にする理由など、プロダクトのマーケ施策まとめ30(2023)

面白いんですけど、面白くないですね、こういう内容は。人を騙そうとしているだけですからね。



















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