腐ったテレビ

家族という物語の不潔さ：日経ビジネス電子版

小田嶋隆さんは、テレビなしの入院生活を経て、テレビが頭の悪いふりをした吉本のお笑い芸人たちのチャットを垂れ流すだけになったことに気づき、その拷問に５分以上耐えられなくなったという話を冒頭に書いています。

まさに私と同意見です。テレビは完全に腐りきって、ヌメヌメとした糸を引いています。気色悪いので、触りたくもありません。吉本所属のお笑いコンビのオリエンタルラジオの中田敦彦さんが、最近はYouTubeに活動の場を移した理由もわかります。彼は慶応大学卒ですから、インテリです。あまりの知性のないテレビの世界を見限ったのは明らかです。

小田嶋さんは、その話よりも吉本の社長が「家族」という言葉を持ち出して、自分たちの悪事を正当化しようとしたり、その言葉で納得してしまうような大衆に怒りを感じておられるようです。大衆は馬鹿ですからね。だからいつも、自民党に騙されるのです。