SSブログ

悲観?それとも楽観? [雑感・日記・趣味・カルチャー]

円高が進行し、105円台になり、今日の日経平均株価は、前場の終値は20,590.87円(-496.29)です。

海外と比べて出遅れた日本株が年後半にかけて上昇するという予想を各ウェブメディアが垂れ流していたのを尻目に、私は8月以降、円が1ドル100円に迫って(もしかしたら100円を割って)、輸出企業の株を多く集めている日経平均株価が大きく下がり、確実に2万円割れをすると思っています。

米中の貿易摩擦、通貨安競争、アメリカの利下げ、そして日韓の感情的な経済戦争という悪材料がありながら、日本の株価が上がると予想する人は、そうとうに頭がオカシイのでしょう。トランプ政権下で好調だったアメリカの株価も落ち目です。そういう周期なのですから、仕方がありません。

これにてアベノミクスの失敗は確実になります。アベノミクスは憲法改正のために株価をつり上げることを最大の目標にしていますから、株価が大きく下がれば、アベノミクスの失敗ということになります。愚かな日本の企業人たちも安倍政権にしがみつくことはそろそろ諦めてくれることでしょう。安倍政権には未来はありません。

安倍の顔を見ながらうんざりする日々が6年以上も続いたのですから、これで安倍の顔も見ないし、名前を聞かなくなる日がやってくるのなら、それだけでありがたいです。

これまで株価が上昇してきたのは、安倍政権が国民を犠牲にして無理やり上げただけです。経済活動が活発になって、実質的に国民の生活が豊かになったのなら話は別ですが、実際はその反対です。安倍政権の化けの皮が剥がれたのであれば、今後、相当に株価は下がるはずです。アベノミクス以前の水準に戻る可能性もあります。

売りが売りを呼ぶ「ミンスキーモーメント」がそのうち来るかもしれませんね。