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ふだん悲観的な私が楽観的になったときは、ろくなことがありません。 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

今日、ホームセンターのカインズホームに行ったら、案の定フェイスマスクのセクションが空っぽでした。売り場の棚は2メートル幅で3段か4段くらいあるのですが、全滅でした。1ヶ月間何も食べていなかったハイエナが食い尽くした跡のようです。

客の会話を聞いていると、「マスクはどこ?」とか「マスクがない」とか聞こえてきます。その客たちはみな一様に白いマスクをしています。中には黒いマスクをしているオジサンもいました。すでに民衆はコロナ・パニックになっているのかもしれません。勝手にパニックになっていればいいとは思いますが、私はあと数週間で100%の確率で発症する花粉症の対策ができなくなってしまいます。どうすればいいのでしょうか。アレルギーの薬を飲んで、外出するのを避けるしかないのでしょうか。砂漠の民のベドウィンよろしく布を顔にぐるぐる巻きにして過ごしましょうか。

パニックになっている人たちがこぞってマスクを買い占めているのを横目で見ているうちに思ったのですが、明日以降、株式市場は恐ろしく暴落するのではないかと思います。

通常、私が楽観しているときは、他の人達は悲観的です。ふだん悲観的な私が楽観的になったときは、ろくなことがありません。私の想像以上に深刻な事態なのかもしれません。

日本経済は、安倍政権下の2度の消費税増税で大きく冷え込んでしまった消費を代わりに支えてくれていた中国人の存在も失ってしまうのです。それを敏感に察知している企業に勤めているサラリーマンは俊敏に行動しているのでしょう。私とは違って、彼らは愚鈍ではありません。私も彼らに倣って、パニックになるべきなのでしょう。まだなりそうもないですけどね。