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手遅れ? [雑感・日記・趣味・カルチャー]

大学のオンライン授業 学生の「ギガ不足」など問題が山積み|NEWSポストセブン

ワイドショーのコメンテーターが自宅からテレワークをする時間はせいぜい30分から60分。大学の場合は、授業が100分で一日数コマです。日によっては、5コマで500分ということもあります。そのような状況で、ZOOMやGoogle Classroom、Cisco Webex などを使ってリアルタイムのオンライン授業をするのは不可能です。YouTubeのライブでも、せいぜい1日2時間が限界です。運営側もネタが保ちませんし、視聴者も他の仕事をしながら、ダラダラと見るのがふつうです。何時間も椅子に座って集中して見る人なんかいません。

そんな過酷なシステムを授業に取り入れるのは不可能です。高校ならば、1コマ50分程度ですから、そこそこ集中力は保つかもしれません。しかし、大学では、教師も学生も全員が死にます。

ネットの環境も格差があります。教師の家でも回線が整っているとは言えません。光回線ではなく、モバイルWi-Fiにしている人もいます。学生もスマホのみというのもふつうにいます。無制限に使える環境ではないのがデフォルトだと思ったほうがいいでしょう。彼らはパソコンを使うときは大学に来て使わせてもらうのです。

教育評論家の尾木先生などは、日本の授業はアナログで、まったくIT化が進んでいないと批判していますが、その前に、学校の授業はオンラインでは代替できないことのほうが多いということを理解すべきです。さらに、大学でも授業時間の長時間化の問題も見直すべきです。文科省の面子を潰さないようにした姑息な100分授業化を中止すべきです。かつては1コマ90分で、実質の中身は70分くらいだったものが、1コマ100分にして実質の中身も90分くらいになっているのが現状です。しかも、かつては半期12コマだったものが、15コマになっています。さらに、海外と比べても人クラスあたりの学生の人数もあまりに多すぎます。大学教育はすでに文科省の手で崩壊させられています。授業をオンラインにすれば万事解決する話ではないのです。

「“他人が許せない”は“脳の老化”」脳科学者が指摘 | 女性自身

他人に不寛容になるのは、脳の劣化というのは、よく言われていることです。私の妻はいぜんから他人には不寛容です。いまもテレビを見ならが自粛していない人を責めていますが、自分では毎日のようにドラッグストアに偵察に行っていますし、毎日スーパーに足を運んでいます。他人には自粛を迫るくせに、自分では自粛しないのです。うちの妻は、どこにでもいますが、人間のモラルを重視するタイプです。一方、私は、学生時分から風紀委員だけにはなりたくなかったタイプですから、なんでも属人的な問題に還元する姿勢には問題があると思っています。真っ先に、社会システムの不備を疑うタイプの人間です。話を戻しますが、他人に不寛容になることはすべて脳の劣化と決めつけるのなら、うちの妻は生まれながらに劣化しているということになります。それは優生思想につながりませんかね。個性とみなして、寛容になるべきではないでしょうかねえ。

感染拡大は「地下鉄の混雑が大きな要因」米大学教授

安倍総理は昨日の記者会見でも、満員電車の件は一言も言いませんでした。

WHO上級顧問・渋谷健司さんが警鐘 「手遅れに近い」状態を招いた専門家会議の問題点 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

PCR検査を制限することで医療崩壊を防ぎ、感染者が減らせるという論理がホリエモンなどが流布していましたが、あの男は最近はおとなしくなりましたね。すでに、対策班の作戦が失敗し、市中感染がしている状況で、検査をしなくていいんだと言うのは、データも取らず、情報もないままに、戦争をすべきだという精神論になります。