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怒り疲れ [雑感・日記・趣味・カルチャー]

コロナ疲れの日本を、ヒルナンデスが癒している!? 「怒る」ワイドショーの反作用: J-CAST ニュース

中国憎けりゃ日本も憎い、トランプ黄禍論の中身(JBpress) - Yahoo!ニュース

テレビをつけると、朝から晩まで誰かが怒っています。ネットの記事を読むと、また誰かが怒っています。日本だけではなく、世界中に怒りが満ちています。これほどまでに怒りが空気中に漂っている時代はかつてあったのでしょうか。

東日本大震災のときは、怒りを覚える前に、何をしていいのかわからないという不安に苛まれながら、自然の力に対する人間の無力さに失望し、原発ムラに対する怒りを覚えるようになったのは、だいぶ冷静になってからでした。

いまは怒りの対象がコロナウイルスではなく、安倍政権の感染症対策と経済対策の不作為に向かっています。無能な安倍晋三への激しい怒りの雫(しずく)が、雨漏りのように天井から滴り落ち、結果、床や壁に黒カビが生えて、社会全体からカビ臭いニオイが発生しています。

冷静になってみれば、怒りで世界を動かそうとしても、あまり良い方向には向かわないものです。子供を教育する際にも、暴力的な怒りの感情でむりやり言うことをきかせようとしても、たいてい失敗します。子供が大声で泣きわめき、手がつけられなくなります。

われわれ愚かな人類が、怒りの無力さを認識できるようになるまでには、もう少し時間がかかるかもしれません。

さて、今朝一番で、クリニックに行ってきました。ガラガラでした。行きつけのクリニックは診察室が5つもあり、医師も何人もいて、いろんな科がある比較的大きなクリニックですが、私の他に、患者は5、6人しかいませんでした。受付の医療事務の方もいつもは5、6人位いるのですが、コロナ対策で交代勤務になっているようで、たった2人でがんばっていました。待合室のベンチに座って、テレビを見ていると、あっという間に診察室に案内されました。30秒ほど担当の医師と話をした後、すぐに血液検査を受けました。隣の処方箋薬局でも、いつもは10分ほど待たされますが、5分も経たずに、薬を受け取れました。これだけ病院が空いているということは、ふだんは、来る必要がない人がたくさん病院に来ているということなのかもしれません。

母親たちが阿鼻叫喚「在宅勤務」の辛すぎる実態 | ワークスタイル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

在宅勤務はたしかにワークライフバランスが崩れますね。私は大学の教員なので、休みの日も平日の準備をしたりしているわけで、昔からオンとオフを切り離すことができない生活を長年送ってきました。授業と授業の合間や昼休みも仕事をしています。こういう働き方はほんとうは体に悪い気がします。