機械なしのヴァイオリン工場

こういうのを見ると、中国製のバイオリンだからといって一概に悪いものだとは言えないことがわかります。


追記（15:25）：今日のノルマが達成できました。残りは来週分の課題の作成だけです。もう気力がないので、明日に回します。

今日は自分の仕事だけではなく、長男の就職活動ためのエントリーシートを書く手伝いもしました。学生の作文の添削の延長ですね。

文章を評価したり、書いたりするときに、私はつねに二項対立を意識します。その観点から、息子の作文に手を入れました。身体と精神、主観と客観、自分と他人、色と音など、両面から見ないと鮮やかな風景が立ち上がってこないし、説得力が出ないと思うのです。また、文章がきれいに整理整頓されていないと、この人、アホなんじゃないかと思われるはずだから、本気で書くときは、きちんと仕分けをする癖がついています。さらに、繰り返しの表現は避けるというのも大事です。多様性を意識するという意味もありますし、相手のレベルに合わせて表現を使い分ける能力の証明もあるからです。また、きちんと主役に焦点を当てることも重要です。役割が分かる人は、部下を使うのも上手なんじゃないかと思います。それらができれば、仕事ができる人と見なしてもらえると個人的には思っています。その観点で、息子の作文を思いっきりぶった切りました。内容はそのままで、構成や言葉遣いを変えただけですが、見違えるようにわかりやすくなりました。自画自賛です。