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第22回 電子記録債権(電子記録債務)の会計処理~これから広く普及が見込まれる新たな決済手段~【日商簿記3級】 [簿記]



簿記の仕訳の勉強を進めるうちに気づいたことがあります。

要するに、すべては「買主と売主とお金+α」から成り立っていて、小説や映画やドラマと同じだということ。主役と相手役がお金とモノの交換をするという単純なストーリーです。俳優の数は限定的です。二人の俳優の間を行き交うお金は基本的に現金ですが、売掛金(買掛金)になったり、受取(支払)手形になったり、電子記録債務(債権)になったり、法人税や消費税に化けたりします。お金もいろんな衣装に着替えるわけです。彼らを引き立てる脇役が金融機関やエキストラです。エキストラは現金過不足や雑益(雑損)などかな。簿記というのは、俳優たちがどこで何をしたのかというプロットを記録するだけの作業です。私は文学者なので、そういうふうにとらえてみたら、とたんにわかりやすくなりました。




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