SSブログ

40代以上の資格試験挑戦が急増しています 1752 [資格・学び]



確かに自分も含めて中高年の資格試験の受験者はたくさんいますね。私の周りには資格に興味のある人は全くいませんけど、世の中的には増えているのでしょう。書店の資格関連のコーナーにたくさん人がいることからもそれは明らかです。

私が今年受けた第二種電気工事士や危険物取扱者乙四の試験では、会場にけっこうな割合で自分と同年齢かちょっと下の世代、40代くらいの人たちが数多く混じっているのがわかりました。FP3級のときは30代以下が大多数で、年寄りが受けるものではないのかもしれないと少し恥ずかしい気がしましたけどね。

この頃は、円安とか株安とか、物価高とか増税とか、悪いニュースしかありませんから、資格取得を目指す人たちの数の増加は将来不安の高まりを反映しているのでしょう。こういう時代で生き残るには、手に職をつけるか、資格で能力を証明するかしかありません。学歴だけでは心許ないですからね。

年がら年中書いていますが、中学・高校の教員免許(専修・英語)やTOEIC 935点以外に、現在、私が持っている資格のリストは以下の4つです。

FP3級
メンタルヘルス・マネジメント検定II種、III種
第2種電気工事士
ITパスポート

このさびしいリストに近々危険物取扱者乙種第4類が加わり、来年はFP2級を追加する予定です。一度不合格の屈辱を味わった簿記3級にも再挑戦したいです。簿記3級はまったく評価されないことはわかっていますが、それでも私の苦手分野なので、それを克服したいという気持ちが強いのです。

可能であれば、狩猟免許もまだ若いうちに取得したいと思っています。これは食い物に困って追い詰められたら、山に入ってイノシシやシカを撃ち、それを現金化したり、食べるしかないと思っているからです。あるいは、海に行って魚を釣ってそれを食べるのもいいですね。そっちは資格はないでしょうけど。とにかく、何はなくとも食い物です。食い物がないと人間は生きていけませんからね。

さらに、来年の後半は宅建士の資格取得を目指します。その過程で法律の知識を深めて、再来年は行政書士を目指します。最終目標は司法書士にしていますが、そこは法学部に進学予定の次男に任せてもいいかなと思っています。100人に4人しか受からない試験ですから、これまで受けてきた試験のように片手間では相当に難しいでしょうね。本気で合格したいと考えるなら、仕事をやめなければいけないかもしれません。

息子はまだ受験生ですから、進学先が決まったわけではありませんが、県立の進学校ですが、常に上位数%のところにいるので、そこそこの大学には行けると思います。

息子も大学1年時に、いっしょに宅建の取得を目指し、2年時に行政書士、3年生か4年生のとき司法書士を目指してもらうのもいいかなあと思います。大学の勉強も大変でしょうし、就職活動やらインターンもあって忙しいでしょうが、若いから何とかなるでしょう。

自分で言うのもなんですが、私くらいの年齢になると、何も目指さない人が増えます。ただの消費者みたいな人ばかりです。趣味といっても、他人が提供してくれる娯楽を享受するだけ。何かを学んで、技術を向上させたりすることは考えないのです。お金を稼ぐことだけしか興味がないという感じです。あとは、酒を飲んで、いい気分になって終わりです。そういう人たちと話をしても、世の中や仕事の不満をぶちまけられるだけ。時間の無駄でしかありません。何も学びがないのです。そうなったら、人間は終わりですね。

若いころの話ですが、私は母親と口喧嘩をしました。公務員になることを勧める母親に、「お母さんは惰性で仕事をしているだけでしょう。俺はもっと創造的なことをしたい」と。いまとなっては公務員もよかったなあと思うのですが、いまさら後悔しても時間の無駄です。私の人生はこれでよかったと思いたいです。

ということで、人生の後半をどう生きようかと思うと、明らかに今と同じことではなく、いままでとは違うことをしたいと思います。まったく違うと言っても、必然的に、今まで身につけたものの上に乗せることになるのでしょうけど。



共通テーマ:資格・学び