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ChatGPTは「率直にスゴいが、世界について何も知ることはできない」 専門家が語る「人間と機械のあるべき関係」(抜粋) | デイリー新潮 [コンピュータ・ネット・テレビ]

ChatGPTは「率直にスゴいが、世界について何も知ることはできない」 専門家が語る「人間と機械のあるべき関係」(抜粋) | デイリー新潮

機械は人間の能力を低下させるという典型的なバイアスに囚われた人の書いた文章です。

この文章からは、「機械なんぞに、この世界の全体がわかるものか」という人間の驕りがたっぷり滲み出してきます。

我々はインターネットが登場したとき、Googleでなんでも検索するようになったとき、またwikipediaが登場したときにも、同じ主張をうんざりするくらい読まされてきました。

いまでは検索すらしないことを叩く人がいるくらいです。もはやChatGPTを使わないなんていう人の方が、無能だと言われる時代に突入したのです。

そもそも人間が大学図書館にこもっていくら本を読んだからといって、この世界を理解することはできません。「書を捨てて街に出て」もこの世界を理解することは不可能です。もちろん、GoogleにもChatGPTにもそれはできません。この文章を書いた専門家は、機械には世界を理解できっこないのだから人間の方が上だと言いたいのかもしれませんが、人間も同様に愚かしい生き物です。

人間が作り出した機械をディスれば、それは人間自身をディスっていることになることくらい、理解してもらいたいものです。現代を生きる人類の常識です。

世の中では、「専門家」という言葉をいたずらに多用する人がいます。感染症の専門家でもないただの医者が新型コロナの専門家ヅラして、いまだに対策会議の座長をいまだに務めていて世の中から大きな顰蹙を買っていますが、あの人は恥ずかしいと思わないらしいです。(コロナ禍の初期には、あの人はショッピングモールのフードコートで感染した人もいるという、自己報告を垂れ流ししたのを記憶していますが、そのときに私はあの医者は医者のくせに科学的に考えることができない人であって、むしろ政治家に都合のよいように振る舞う人だと思って早々に見限りました。)

私もある分野の専門家ヅラして生きているのでわかるのですが、専門家は専門のすべてを理解しているわけではありません。だから。彼らを過剰に信頼してはいけません。専門家の大多数は、専門家とは呼べない人ばかりです。自称専門家と表記する方が正しいと思います。専門家を名乗ったものがちなのです。

今後も続々とChatGPTをめぐる言説が飛び出してくるでしょうが、その圧倒的多数は肯定的なものであることは想像に難くありません。批判する人たちは、ググることさえできず、自分の思い込みを語ることが人間的な行為と錯覚している人たちなのでしょう。主観として経験は大事ですが、他人の主観と照合して客観的な知見に辿り着こうと努力することをやめたら、ただの「老害」になるだけです。私は彼らのような反動的勢力に加担したくはありません。














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