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【司法書士試験】大事なところにマーカーは引くな!?初心者に向けたおすすめの勉強法やスケジュールの立て方を解説! [司法書士]



ぐるぐる回しているうちに、見えてくるんですよ。そのうちわかります。

会社法は躓く学習者が多いのですが、マトリックスが出来上がった瞬間にわかったという状態になるので、そこにたどり着くまで諦めずに、ぐるぐる回すこと。わからないところが出てきたからと言って、いちいち立ち止まってはいけません。いちいち傷つくな。

インプット作業は12月までに終わらせろ。講座をすべて見終えることすらできない受験生には合格は無理。1月からは、記述式の演習などに重点を置くので、そのための基礎をしっかり作っておくべし。受講生の多くはそれができない。

この司法書士の先生は学歴が低いそうです。YouTubeのチャンネルを持っている司法書士の先生でも、中卒とか底辺の高校出身とかけっこう多いようです。低偏差値の高校を2回留年しているというのはよっぽどのことがあったのでしょうか。そういう方でも合格できて、先生と呼ばれ、頼りにされるようになるんですから、いい仕事ですね。



この頃思うのですが、私も司法書士になったら、いまの仕事の延長で司法書士の講師になることもありかもしれません。司法書士だけでは食っていけないということも想定しないといけませんからね。ただ、老体にムチを打って1週間に20コマ近くも講義するのは体力的にだんだんつらくなってきました。高校なら40コマになるので、週5日の労働だとすれば、1日あたり1時限から8時限まで授業しているということですよ! 実際は週6日の労働ですが、それでも、高校なら6コマ連続で授業をしているということになります。正直言って私は過労死寸前です。明らかに働きすぎなんです。それくらい働かないと生きていけない時代なんですかね。実は高校の先生よりはるかに忙しいのです。だから、私がいつ鬱になってもおかしくありません。


話を戻します。閑話休題。私は会社法の2周目を終え、昨日から商業登記法の2周目に入ったところですが、会社法の知識がそのまま繰り返されるところが多いので、会社法がある程度わかるようになったので、一気に商業登記法のハードルが下がりました。3周、4周とやっているうちに、わからない部分がどんどん減っていくのでしょうね。

司法書士になるための学習時間は3000時間と言われていますが、それは早い人の場合で、この先生は5000時間かかったそうです。予備校の講座というのはせいぜい500時間ですから、予備校の授業を受けても10分の1程度しか勉強したことにはなりません。つまり、ほとんどの時間は独学ということになると、先生は断言しています。こういう冒険的な発言をする先生は信用できます。

先生によると、テキストを読むときの1周目は、大事なところに線を引くのではなく、わからない箇所の横の余白に◯印をつけておくことだけにしておき、2周目はわからないところにフリクションの蛍光マーカーで印をつけておく。3周目以降に理解できるようになったら、それを消していき、最終的に残った部分だけを直前期に丸暗記をする。そういうスタイルなら直前期に短い時間で11科目を総復習しやすくなるとのこと。

私個人としては大事なところに線を引くのは悪くはないと思います。それは、線を引いたキーワードだけを見て、瞬間的に内容をつかめるようにしておくことができるからです。線を引くのは時間の無駄ではなく、時間を有効活用するために必要なのです。

もちろん、何度も読んでいるうちに、覚えちゃったというのであれば、そこは消してしまえばいいのです。そのために私はわざわざフリクションボールを使っているわけです。

いま2周目ですけど、全科目を1周分回すには、いまのレベルでは少なくとも3ヶ月はかかると思います。これを最後まで同じ速度でやっていたら、15ヶ月で5回しか回せないことになります。そう考えるとやはり大変です。


司法書士の学習科目は、後に取り上げられる知識の理解があると、前の方に出てきた知識を理解できるようになるというところがたくさんあるので、何周もぐるぐる回すというのは、それはそれで有効な勉強法です。しかし、時間がかかるので、3周目をする前に、さっさと過去問ぐるぐるの方法にシフトしたいと思っています。その過去問を解く作業をしながら、テキストの該当箇所を読み直すという形で3周目はやろうと思います。

それで知識が固まってきたら、4周目として再びテキストを最初から最後まで読み直せばいいでしょう。そういう作業を12月まで行いたいと思います。長い旅になりそうです。でも1年なんて案外あっという間です。


テキストを1周したらけっこう余裕が出ましたが、2周したらもっと余裕が出るのでしょう。ただ、2周目は、全科目復習するのではなく、主要科目の不動産登記法、会社法・商法、商業登記法、民法だけやって、その後、その主要4科目のの3周目に入ろうと思っています。マイナー科目の刑法、憲法、民訴・民執・民保、供託法、司法書士法は理解が難しいところでもないし、配点も低いですから、後回しにします。そちらは過去問を解くことで対応し、テキストの精読には時間をかけたくありません。来年の7月に初受験を考えている私には、そんな余裕はなさそうです。何度も言うようですが、今年の7月受験はありえないですね。

全体を1周したあとなので、どの科目にどれくらい時間をかければいいのか、なんとなくわかりました。主要4科目には5、6周やってもいいくらいですけど、マイナー科目はせいぜい3周で留めておくべきでしょう。25周とかやったYouTuberさんもいますが、兼業受験生の私には無理です。そんな体力もありません。

















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