まずいヨーグルト「至福のギリシャ」

至福のギリシャ ｜ ヨーグルト・乳酸菌飲料他 ｜ 商品案内 ｜ 毎日牛乳

はっきり言いますが、あまりにまずいので、今回この商品を紹介することにしました。私の50年近い人生の中で、これほどまずいヨーグルトを食べたのは初めてかもしれません。

私はほぼ毎日、ご飯（白米）の代わりにプレーンヨーグルトを食べています。恵、ブルガリア、ビヒダスの３つのうち、スーパーで一番安いものを選んでいるのですが、今回、横恋慕して、別のものを買ってみました。それが、毎日牛乳の「至福のギリシャ」です。

容器には「北海道産水切り乳原料使用　発酵乳　375g　プレーン」と書かれています。製造者は「日本酪農協同株式会社　滋賀工場　大津市あかね町３番１号」です。

ギリシャヨーグルトというのは、理由は全くわかりませんが、高級品扱いなので、めったに買うことはありません。そんな貧乏人の私でも、これまでに数回食べたことはあります。非常にコシがあって、滑らかでおいしいものでした。トルコアイスを思わせるような、独特のコテッとした触感が癖になります。スーパーのヨーグルトの棚で見るたびに食べたいとは思いますが、その金額を出せば、ふつうの商品が２つ分買えると思うと、なかなか手が伸びません。

そんな至福の味のギリシャヨーグルトとは違って、毎日牛乳の「至福のギリシャ」は「至福」とは程遠い味でした。絶望の味と言うべきか、忍耐の味と言うべきか。「料理専用」とでも明記してほしいくらいです。味や食感に関しては、クリームチーズそっくりで、色は、ふつうのヨーグルトと同じく白色です。水分量が低いようで、凝固しているとでも言ってよいほどの硬さ。揺らしてもびくともしません。沖縄のチャンプルー専用豆腐のようにガチガチで、ぼってり重たい感じがします。

しかし、いくらまずくても、食べ物です。捨てるのは忍びないので、業務スーパーで買ったバルサミコ酢のクリームソースを大量に入れて、ぐるぐるとかき混ぜて、真っ黒にしました。今回はバルサミコ酢のクリームソースの甘さで、なんとかごまかしました。しかしながら、食べきるまでにいつもの4倍くらいの時間がかかってしまいました。

激安スーパーのドン・キホーテで、処分価格の138円で売られていたのを見つけ、価格に惹かれて買ってしまいましたが、大失敗でした。冒険をすると、良いものを発見することもありますが、まずいものに遭遇することもよくあります。今回は、相当参りました。ヨーグルトに関しては、浮気せずに、定番商品を買うことにします。