Ed Sheeran Carpool Karaoke

Ed Sheeran Carpool Karaoke

毎回思うんですけど、ホストの男性は歌がうまいし、どうして歌詞を完璧に覚えているんでしょうね。アメリカ人って、いい加減でデタラメで怠惰な日本人と違って、完璧主義者ですよね。



カラオケでは歌っていなかったけれど、これも好き。




これなら自分で弾けます。

収入が減る一方で家賃は上がる──日本が過去20年で失った生活のゆとり | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

近頃、非正規雇用者は、最下層の人間だから付き合ってはいけないとか言って炎上している女性が話題になっているというネットニュースがありました。彼らは努力しなかったせいで非正規雇用なのだから、文句を言うなというわけです。自分の運命は、意志の力でどうにでもなると信じるのを「主意主義」と言います。それは愚かしい偏見です。自分の努力で思い通りになれると思う人というのは、自分の努力で思い通りになれない大多数の人々が視野に入っていないのです。プロ野球選手になれる人は、日本全体の野球少年の中の何％か想像もしないのでしょうね。

人の一生は生まれた環境や時代によって大きく変わるものです。江戸時代に生まれていたら、圧倒的多数の人は非正規雇用者です。そういう人を捕まえて「人間のクズ」というのは、あまりに傲慢な考えでしょう。昔の人々はみな人間のクズだったのでしょうか。ただそういう時代だっただけではないでしょうか。

確かに、非正規の雇用者は、本人の努力が足りていないこともあるかもしれませんが、うまいこと正規雇用者になれた人たちも、何の努力もせずに、運良く仕事にありつけた人もいるはずです。私の周りにも、女性だというだけで、能力もないのに、専任になれた馬鹿がいます。

ひとまず自分が偏見を抱いていないかをチェックするために、Y軸とX軸（座標軸）を描いて、４つの象限（カテゴリー）で物事を見る努力はすべきです。それすら思いつかない人のほうが、教養のない人間のクズです。

あらゆる側面から言えることですが、今後、日本社会は確実に崩壊していきます。絶対に良くなることはありません。絶望しかありません。あらゆる努力が水泡に帰すのです。自分が奴隷状態であることに気づかない正真正銘の奴隷は、自由人になるために、少しは本を読んで勉強したほうがいいと思います。もちろん、底の浅い文字数の少ないビジネス書や自己啓発本ではないですよ。あの類のものを読めば読むほど、愚かな奴隷になります。

非正規雇用者であろうが、正規雇用者であろうが、法的な意味での「会社員」（執行役員以上の会社メンバー）、つまり会社経営者ではなく、ただの雇われているだけのクソ人間ですからね。お互い能力がないからこそ、給料を出す側ではなく、もらう側なのです。

本来、同じ穴の狢である雇用者の中で、インチキな境界線を作り、将来が安泰な自分たちのほうが能力的に優れていると思ったら大間違いです。まさに「目くそ鼻くそを笑う」です。

どんな馬鹿にでもわかるはずですが、社会というのは有機的につながっています。非正規雇用者の給料を削って、経済活動を不活発にすれば、回り回って正規雇用者の給料も減り、仕事も失われるのです。最後には、会社経営者も会社を畳まざるをえなくなります。それを避けるために、海外に会社を移転することも考えなくてはいけませんし、その体力がなければ、倒産です。

非正規雇用者は人間のクズだというような考えが常識化しているのでしたら、日本はもはや救いようがありません。