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教育と虐待を区別できない教師 [資格・学び]

日本の学校制度、学校のルールはあまりにクレージーなものが目立つ。この看過できない事実がようやく認識されるようになってきたことを大いに歓迎したい。

私は学校の掟に疑問を持つ子供だった。どうして小学校ではランドセルにしなくてはいけないのかとか、中学校に入ったら、なぜ丸坊主にしなければいけないのかとか、運動中には水を飲んではいけないのかとか、授業中にトイレに行っていけないのかとか、部活動に強制的に加入しなければいけなのかとか、口も聞いたことのない上級生にひとりひとり「先輩こんにちは」とご機嫌伺いの挨拶をしなければいけないのかとか、などと思った鮮明な記憶がある。

実は、ランドセルに関しては、特に何のルールも定められていないので、学校にどんなカバンを持っていってもいい。私は5年生のときに、子供っぽいランドセルをやめて、手提げかばんのみで通学するようにした。そういうことすら知らない保護者や教師がいまだにいるようである。自分の頭で考えて行動できない阿呆な日本人らしい。

徐々に理不尽な学校のルールが改善されてきたようではあるが、いまだにおかしなルールが廃墟のように残っているのが解せない。この夏の熱中症による死亡事故の件から発展して、学校の奇妙キテレツな掟を撤廃する動きを加速させるべきだと思う。

「どうか子供たちが学校で死にませんように」猛暑の学校行事を心配する保護者たちの声

水筒もエアコンもプール授業の上着も禁止、外遊び強要…熱中症軽視する小学校の過酷な夏ルール(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース

愚かな教員は、掟と罰を使って、子どもたちを支配する。彼らはそれを教育だと思いこんでいる。私の時代には、そういう教師が一定の割合で存在した。中には軍隊生活を味わった老教師もいて、彼などはこの時代に教師をしていたら、刑務所に何度も打ち込まれているようなタイプの体罰教師だった。戦争帰りの教師ではなくても、彼らに指導された経験のある教師ばかりだったので、子供の人権は完全に無視し、体罰は当たり前のように行われていた。私は授業中に私語をしただけで、ビンタも膝蹴りも食らったことがある。私の友人は、ビンタも膝蹴りは当然のこと、何度もコンクリートの廊下に放り投げられ、怪我をした。恐るべき体罰教師である。いまはそういう暴力を振るう教師は減ったようだが、罰として炎天下を10キロ走れとかいう殺人教師がいまだにいる。教育と虐待を区別できないような「教師」からは、ただちに教員免許を取り上げるべきだ。

教育の目的は、自分の頭で考えて行動できるような、「市民」を育てること。権力に唯々諾々と従う奴隷を育てることではない。小中高はもとより、大学まで、奴隷づくりに励んでいる馬鹿教員がいる。文科省の役人とともに、滅んでほしいものだ。

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