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性差を考慮した教育法には根拠がない [資格・学び]

【男の子】学力はこうして伸ばす!男の子をやる気にさせる魔法... | 話題 | ニュース | So-net

ここに書かれている通りの指導を受けたら、男の私だったら、より一層だめになってしまうと思います。

私は性差を考慮した教育法は根拠がないと思います。LGBTの時代にもふさわしくありません。男女を区別するのが時代遅れどころか最先端だと著者は主張していますが、根拠はどうせインチキな(いまだ研究途上の)脳科学でしょう。当てになりません。

人間の性格は、性差だけではなく、環境や遺伝などによっても決まるものです。男女という一つの指標のみで決めつけるのはあまりに荒っぽい考えです。男はみなこういう性格だから、こういう指導法こそ万能だという考えを押し付ければ、必ず私のように反発するものが出てくるし、決してうまくいかないでしょう。どんな薬も万能ではないということに気づくべきです。少なくとも、男子の特徴として、著者が挙げているものの半分は私には当てはまりません。

もっとも気になったのは、男子は自分を客観視できず、俯瞰ができない生き物で、しかも楽天的で、根拠のない自信があるものだから、褒められると伸びないという予断です。その特徴は著者には当てはまるのでしょうが、私は、悲観的だし、俯瞰が好きだし、自信もないので、褒められないと伸びないタイプです。私は妻に何かあるたびにけなされるので、だんだん生きるのが嫌になってきました。昔はもっと素直だったし、目標も高く持っていたのですが、今はけなされ続けて、やる気を失い、心がしぼんでしまいました。早く死にたいです。私のような被害者をこれ以上増やさないことを希望します。

私は性差を考慮に入れず、すべての学習者に対して、小さな目標を立てて、自らの力で(強制的にではなく)それを達成することで、自信をつけて、自尊心を高めてもらうことを優先すべきだと思います。

指導者の役割としては、学習者に目標達成を積み重ねる喜びを味わってもらい、何かを知る・学ぶ・身につけることの楽しさを自然に知ってもらえるような環境を作ることが重要です。運動部の監督みたいに発破激励することには何の効果も根拠もありません。奴らは口だけなのです。単なる能無しです。体育会系のモードに馴染めない人間は、男子であろうと女子であろうと、ただただうんざりするだけです。