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クルド人 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

金も保険もない…外国人対象、川口で検診・相談会 難民申請中で困窮、支援者ら「フォローする制度を」

うちの近所にいる外国人は、クルド人だと思います。昼間から仕事もせず、ブラブラしているように見えるのですが、彼らは「難民申請中に入国管理局の収容施設から一時的に拘束を解かれた『仮放免』になっている人たち」だそうです。

そんな難民の人達は、移民とは違って、仕事もさせてもらえないので、お金がありません。病気になっても、病院にはかかれず、いつ本国に強制送還されるかわからないため、不安に苛まれているそうです。

マスメディアは毎日のように「日本スゴイ」の大合唱ですが、見る角度を変えると、日本の暗部が鮮明に見えます。

自分たちが見たくないものを見ようとしない姿勢は、全国民に共通する悪癖です。教養のなさの反映です。

こういうのを「ネガティヴ思考」だとか嘲笑して、克服すべきものだと片付ける人こそ、世界をネガティヴな方向に仕向ける危険な人たちです。

人生がときめく「選択と集中」:日経ビジネス電子版

聞けば「ときめかないブツや記録はすみやかに廃棄するべきだ」とするわが国発の身辺整理哲学が全米で大人気を博しているのだそうだが、私の立場は違う。ときめきや胸の高鳴りを一切もたらさない、どうにも不快で重苦しい記録や物品をこそ、むしろ、われわれは心して保管せねばならない。でないと、自分たちがいま直面し、経験している現実や事件は、近未来の愚かな人々の恣意によって歪められ、あるいは消去されることになる。そういう歴史改竄を許してはならない。


さすがです。小田嶋隆さんはよくわかっています。真っ先に「断捨離」すべきは、森羅万象を担当するあの男の方ですね。