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「学校には行かなくてもいい あなたの命がいちばん大事」 | NHKニュース [雑感・日記・趣味・カルチャー]

「学校には行かなくてもいい あなたの命がいちばん大事」 | NHKニュース

子どもの自殺が多いのは8月下旬から9月上旬だそうです。ちょうど今です。

私も小中学校が大嫌いでした。小学1年生のときはよくお腹が痛くなって(お腹が痛いと思いこんで)、ズル休みをしていました。学校の勉強は好きだったのですが、年がら年中行われる行事(運動会、学芸会、遠足などすべて!)が大嫌いだったのと、同級生の多くがアホばかりだったので(泥棒もいましたし!)、付き合いたくありませんでした。彼らと一緒にいるだけで自分がだんだん駄目になりそうでした。

昔のヨーロッパの貴族の師弟みたいに家から出ずに家庭教師に教えてもらえたら、私はもう少しましな人間になっていたと思います。

そんな人間なので、私は悩みを抱えている子どもの気持ちがよくわかります。どこを見渡しても、学校は行くべきだと杓子定規に考える大人ばかりでしょう。彼らは日本の学校制度が性に合わない人間が存在することを認めたくないのか、それとも認める想像力が欠如しているのでしょう。困ったものです。

学校が性に合わない子供を阻害せず、社会に包摂できるようにするのが、大人の責任だと思います。いまはまだ教育制度も未発達だし、その教育を行う側の大人も未成熟です。日本の教育制度など、ぜんぜん駄目です。そういうことを前提に教育制度の再設計を行うことが必要だと考える人が増えれば、子どもたちももう少し幸せな生活が送れると思うのですが、どうでしょうか。

そんなふうに、大嫌いだった学校で今私は働いています。不思議です。もちろん、小中学校と大学は、だいぶ違いますけどね。