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海外の休校対策は進んでいるわけではない [雑感・日記・趣味・カルチャー]

スペイン、ベーシックインカムを承認 コロナによる貧困に対応 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

これから日本も貧困対策のためにベーシックインカム制度を導入しなければいけなくなると思います。たった10万円の給付金を振り込むために、数ヶ月もゴタゴタが続くような情けない国を誰が先進国と呼べるのでしょうか。

海外の休校対策は進んでいるわけではない|世界のどこでも生きられる|May_Roma|cakes(ケイクス)

日本には大海を知らない井の中の蛙が多く、海外の学校教育は日本より一様に進んでいると思い込んでしまっている人が多数います。また、海外の大学は学費はタダだと信じている人もいます。アメリカの私立大学なんて年間700万円も支払わなければいけないところもあるという話をしたら、腰を抜かした人にも会ったことがあります。9月入学に制度を変更しても、高額な学費の壁を乗り越えて留学できる人は数少ないので、そういう改革をしてもほとんど意味がないことくらいサルでもわかるはずです。

ともあれ、世間知らずな人々が自分の考えに合うような情報だけを集めて番組を作るものですから、事実とは違う海外の情報を視聴者に提供しがちです。富裕層の子弟が通う学校と、貧困層のための学校とは、教育のレベルがまったく違うことは、ヒラリー・スワンク主演の『フリーダム・ライターズ』(2007年)という映画を観れば一目瞭然です。アメリカの底辺校がいかにひどいところかわかるはずです。

それに比べたら、日本の公教育はオンライン授業の遅れがあったとしても、そこそこ優れていると言えます。

SNSにこそ「ソーシャル・ディスタンシング」が必要だ――宇野常寛×茂木健一郎 | 文春オンライン


私はけっこうネットの情報を突き放して見ていますし、コメント欄を通じて誰かと繋がりたいとは思っていませんので、以前からソーシャルディスタンスを保っています。

それはそうと、「スロージャーナリズム」っていうのはいいですね。スシロー(田崎史郎)のジャーナリズムではないですよ。ホリエモンなんかは否定するのかもしれませんが、情報は新鮮なうちに処理するほうがいいみたいな発想は、時流になった感覚は味わえますが、私は虚しくなるだけだと思います。毎年毎年流行の服を買って、捨ててというのと同じで、流れても、何も蓄積されないわけでしょ。そんなの他人軸で生きているだけです。バカバカしいと思います。その点、スロージャーナリズムは質の高さが保証されているように思われます。情報を精査して、俯瞰できるようになってからではないと、情報提供ができないというう原理ですから、欠如した情報からの週刊誌的な憶測記事はありえないでしょう。