バイオリンの弓の毛替え失敗

結果から先に言うと、バイオリンの弓の毛替えに失敗しました。馬の毛がもったいないので、チェロの弓の方に回すことにしました。



いつも使っているバイオリンの弓の毛が切れて痩せてきたので、いつものようにDIYで毛替えをすることにしました。









ここまでは良かったのですが、慣れというものは恐ろしいもので、すっかり慎重さを失っていました。正確に長さを測ることを怠り、弓の長さに対して毛を若干短く切り飛ばしてしまったのです。二進も三進も行かなくなりました。

もう一度、別の馬の毛を使ってやってみたら、今度は、フロッグの方からどんどん抜けていくという失敗。もともと瞬間接着剤で止められていたのですが、それがいい加減だったようです。自分でやりなおしておけばよかったです。最終的にバラバラになってしまったので、そのセットは捨てることにしました。

というわけで、最初に使ったものと、新しいセットを混ぜてチェロの弓に張ることにしました。バイオリンの弓の毛の1.5倍くらあると、毛の分量としてはちょうどよくなります。しかし、またもや若干短くまとめてしまいました。なんとかなるとは思いますが、またもや迂闊でした。

あとは弓の先端の部分に埋め込むウェッジを新たに作成し、はめ込むだけです。しかし、今日はもうすっかり疲れはててしまいました。もう22時なので、続きは明日行います。老人は早寝早起きをする生き物ですから、今日はさっさと寝ます。

手に瞬間接着剤がついてカピカピになってしまいました。不快です。