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likelyの可能性 [資格・学び]

今朝は4時半起きです。いま6時。朝ごはんも食べちゃいました。

英語の「多分、おそらく」は実現確率で表現が変わる?possibly・probabl | PROGRIT MEDIA(プログリット メディア)


英単語使い分けグラデーションマップ

英単語使い分けグラデーションマップ

  • 作者: 尚隆, 平見
  • 出版社/メーカー: ベレ出版
  • 発売日: 2020/06/29
  • メディア: 単行本



likelyというのはよくわからない単語です。most likelyはprobablyと同じくらいの可能性で、数値化すると90%というのもわかるのですが、likelyだとどうなのでしょうね。

PC版のLongman Dictionary of Current Englishの定義だと、"something that is likely will probably happen or is probably true"とあります。

スマホ版のOxford Dictionary of Englishには、"such as well might happen or be true; probable"とあります。

Web版のCambridgeには、"If something is likely, it will probably happen or is expected"と書かれています。

いずれもprobablyと同じような感覚です。上掲のベレ出版の本の表紙には、most likelyとprobablyが並んでいます。probablyのほうが下になっていますから、論理的には正しいのでしょう。most likelyはよくTOEICの質問の文で使われますが、より可能性が高いということですね。likelyをGoogleで検索すると、意味として「可能性が高い」と表示されます。一般的には「〜しそうだ」と覚えると思います。

上掲のProglitのページには、probablyは90%以上で、likelyは65%以上とあります。上に上げた辞書の定義と比べて、この感覚はかなり疑わしいです。

Wisdom 英和辞典には「ありそうな、起こりそうな、起こる可能性の高い」とありますが、そういうことに対して、可能性が65%しかないと感じるものではないと思います。

こういう感覚的な言葉というものは、ネイティヴではないと使い分けが難しいですね。私個人のイメージでは、辞書と同じで、likelyはprobablyと同じで、80%から90%くらいかと思っています。いずれにせよ、この感覚は主観に過ぎないので、ネイティヴでも10%から20%程度はズレていると思います。