チェロ弓毛替え完了 [家・DIY・修理]
ガスケットの交換終了。
やや余裕を持って長さを決めました。短すぎると取り返しがつかないので。
プラグを作成。
下を彫刻刀で丸く削りました。
押し込んだら、毛が抜けなくなりました。ボンドは不要です。
ただ、やはり毛の張りが緩いのでやり直します。
プラグも作り直しました。
少し高くしました。
それでも押し込んだら、上の部分が空いてしまいました。でも、引っ張っても取れないので、このまま行きます。プラグの材はスプルースだと思います。アリエクスプレスで買ったものです。
ゆるい状態はこれ。
テンションを掛けると、こんな感じ。
上出来です。いままで一番うまく行った気がします。
このあと、松脂を塗りたくって試奏しましたが、使いやすいです。プロなら1時間もかからず作業を終えるのでしょうけど、私は2日掛かりました。思い切りの悪いのは、これまで何度も失敗しているからです。
毛の長さは、弓先とガスケットの穴の中間あたりがちょうどよいのかもしれません。しかし、今後もまた毛替えをするときは、少し長めに取っておいて、後で調整したいと思います。そろそろ失敗はしたくないですからね。
今日は一日3店舗を回りました。息子の就職活動の一環です。ここでは詳しく書けませんが、恐ろしく勉強になりました。ふだん何気なく見ているところも、違う角度で見ると、まったく風景が変わるものです。ふだんから自分の授業でそういうことを学生に教えているのですが、今回は私自身がいろいろ教えられました。充実した一日になりました。