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自閉スペクトラム症の診断と症状を解説します#自閉スペクトラム症#ASD#診断 [健康・メンタルヘルス]



ここで指摘されている症状として妻が持っているものは、若干のコミュニケーションの問題と、感覚過敏程度です。やたら匂い(臭いではありません!)にうるさいのです。化粧品の匂いが恐ろしく嫌いなようです。それくらいですから、ASDではないのでしょう。

素人判断で、ASDと診断された人が、自分がそうだから、自分の考えはみなASDの典型的な症状の発露だと決めつける人がいるかもしれません。その姿勢は大変危険ですね。HSPに関しても同じことが言えます。その矛盾を解決するために、HSPにも数タイプあると言い出して、ぜんぜん違うじゃないか、という印象です。あれもインチキな心理学なのでしょう。

基本的に誰でも発達障害的なものはあるものです。性格に凸凹がない人なんていません。それを個性と呼ぶわけです。他人とちょっと違う考え方、捉え方、反応の仕方をする人を、精神医学を学んだこともない外部の素人が何でも病気のカテゴリーにはめ込んで安心するのは危険です。ややもすると、血液型占いみたいに、あなたはB型だからこうでしょ、とかめちゃくちゃな決めつけをすることになりがちです。そういう人であふれかえったら、よりいっそうこの社会が暮らしにくくなります。血液型占いが流行していた時代は生きづらい時代でした。あんなアホがはびこることがないように予防していきたいものです。



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