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勝間和代の、他人に利用される傾向がある人ほど、もっと自己中になる訓練をしよう [健康・メンタルヘルス]



サイコパス、ソシオパスの餌食にならないように自己防衛策として自己中心的になることが重要というお話。大賛成です。私も餌にならないように、他人の喜びなんか考えないように心を改めました。自分の欲望を犠牲にするような悪い癖から脱却します。また、他人にも可能な限り共感しないように心を閉ざす訓練もしています。冗談ではなく、本気です。自分を守るためです。


明日はメンタルヘルスマネジメント検定の日なので、今日は仕上げをします。というか、苦手な部分をおさらいします。

私が特に苦手なのは、医療機関の選び方と、職場復帰支援の5つのステップ、社外資源についてです。ここで簡単に整理しておきます。

認知症の患者が受診すべき科は神経内科か精神科。アルコール依存症は精神科か心療内科。こんな簡単なことがなかなか覚えられません。ちなみに、精神疾患ではない身体疾患である「心身症」は心療内科、内科・外科等、または精神科です。これも覚えにくいですね。

職場復帰支援の流れに関してですが、簡単にまとめると、こんな感じです。

第1ステップは「病気休業開始および休業中のケア」で、休業が必要だと判断された時点で開始されるもの。管理監督者が、従業員にいろいろ傷病手当金などの制度を説明したりして、安心して静養に努めることが可能なように環境を整えるステップです。

第2ステップは「主治医による職場復帰可能の判断」です。従業員が職場復帰の意思を管理監督者に伝え、管理監督者は主治医の診断書(復職診断書)を提出するように伝えます。

第3ステップは「職場復帰の可否の判断および職場復帰支援プランの作成」です。職場復帰の可否判断は主治医の判断や管理監督者等の意見をもとに事業場内産業保健スタッフ等が中心となって行います。その間、従業員はリワークプログラムなどを利用します。職場復帰が可能と判断されたら、職場復帰支援の具体的なプランが作成されます。

第4ステップは「最終的な職場復帰の決定」です。第3ステップで作成されたプランは正式な文書でまとめられます。最終的な職場復帰の判断は事業者が行います。

第5ステップは「職場復帰後のフォローアップ」です。管理監督者は従業員の業務遂行能力や勤務状況を把握し、症状の再燃の有無なども観察します。そして何かあれば、早期に対応をします。

こういう流れです。だいたいはわかりますが、2から4のステップが似ているので覚えにくいです。第3ステップは「プランの作成」ということだけを覚えておきましょうかね。

社外資源についてですが、これは具体的には保健所などの公的機関のことです。

保健所は都道府県や政令指定都市に設置されていますが、保健センターは市区町村ごとに設置されているということがなかなか覚えにくいですね。それらの公的機関は、企業内における職業性ストレス簡易調査の面倒は見てくれません。

労働安全衛生に関する公的機関としては、中央労働災害防止協会(中災防)と産業保健総合支援センターがあります。前者が提供するサービスは有償です。後者は産業保健スタッフを支援する機関で、47都道府県に設置されており、相談窓口もあります。また、地域窓口(地域産業保健センター)も開設され、小規模の事業所の従業員を対象としたメンタルヘルス相談や産業保健サービスを無料で実施しています。

メンタルヘルス対策に関する公的機関は5つあります。

精神保健福祉センターは都道府県および政令指定都市に設置されています。知識の普及と調査研究を担っているとのこと。

勤労者メンタルヘルスセンターは労災病院に設置されており、診察も行っています。

地域障害者職業センターは各都道府県に設置されており、ジョブコーチの派遣やリワーク(職場復帰支援)を行っています。

そのほかに、いのちを支える自殺対策推進センターやこころの耳があります。こころの耳は厚生労働省のメンタルヘルスポータルサイトです。ちなみにいのちの電話は民間の相談機関です。働く人の悩みホットラインは一般社団法人日本産業カウンセラー協会による無料の電話相談です。

さらに、外部EAP(Employee Assistance Program)機関もあります。

以上3点、概要くらいは他人に説明できるように、いまから復習しておきます。もちろん、ここができなくても、他でなんとかなるかもしれませんけどね。


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