SSブログ

日本人「マスク外す日」、永遠に来そうにない6理由 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース [健康・メンタルヘルス]

日本人「マスク外す日」、永遠に来そうにない6理由 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

心理的な側面ばかりではなく、社会的な側面と、科学的な側面と、その他の側面を考慮に入れなければいけないので、マスク装着が一概に悪いことのように印象操作をするのは危ういと個人的には思います。日本人のお家芸である「同調圧力」を揶揄し、他の国はやっていないのだから、あっちを真似しろと言っているのなら、それもまた新たな「同調圧力」なのです。それに気づかない人が「だから日本人はダメなんだ」とコメントしているのを見ると、「お前みたいなのがいるから、ダメなんだ」と言い返してやりたくなります。

平日の昼間、都内の地下鉄の中で、マスクを外しているオバサンを見かけることが多いです。そんなオジサンやお姉さん、お兄さんはいません。人目を気にしないオバサンは強いですね。

教室では、マスクを外して授業を受けている男子学生もチラホラ見かけるようになりました。はっきり言って、偏差値の低い大学に多い傾向があります。他人に合せないのか、合わせられない人のようです。

以上は個人的に観察しただけの結果と分析です。以下は、私の主観です。

また、都会より田舎のほうがマスク装着率が高い気がします。犬の散歩をするとき、私以外は屋外だというのにみなマスクをしています。中学生なんて、私のそばを通り過ぎるときに、逃げるように走り去ります。まるで私が犯罪者であるかのように錯覚させてくれます。往年の西部劇の映画では、マスクをしている人間は悪い人間でしたが、いまは逆です。常識が180度変わりました。

これも私事ですが、花粉症の季節は、他の人がマスクをしていようがしていまいが、屋外ではマスクを装着していました。ただ、コロナ禍以前は、花粉を避けたいのに、授業中にマスクをすることができず、我慢していました。風邪で咳が出るときも、授業中にマスクはしていませんでした。いまは一律でマスクをすることをお願いされているので、思考停止状態でマスクを装着できるのがけっこうありがたいと思っています。

人の集まるところでは、空気中に漂う夾雑物の濃度が増えます。雑菌や綿埃、土埃、カビ、ダニの死骸、フケなど、実は恐ろしく汚いのです。それをわずかでもフィルタリングできるのであれば、人込みの中で、だれ気兼ねなく、一生マスクを装着しつづけ生きることができるのは良いことかもしれません。

この記事の中で、日本語は英語と違い、周波数の観点で、マスクをしていても、言葉が聞き取りやすいと書いてありました。本当でしょうかね。不織布の普通のペタッとしたマスクは唇にこすれて発音しづらいし、空気の振動を抑えるので聞き取りにくいです。それを避けるために私は韓国生まれの立体的なマスク(K-94?)を愛用しています。あれだと口元に空間ができ、唇に不織布が接触することがなく話しやすいです。鼻出しマスクにもなりにくいです。

この記事によると、日本人は今後もマスクを外せないとのことですが、そうかもしれません。うちの妻は化粧をせずに外出できるから便利とか言っています。まるでマスク装着が悪いかの印象を与えようとする人が多いですが、大方の日本人は、便利な習慣を手に入れてしまったことを歓迎しているのかもしれません。

結論になりますが、マスクをしたい人はすればいいし、したくない人はしなくてもいいじゃないですか。自由なんですから、自分一人で決めてください。マスクをし続ける人を非難することで、自分がマスクをしなくてもよい状況を作ることを促すのようなやり方は悪手です。それが日本的というのです。自分の頭で考えてくださいな。

先日、同僚の友人がコロナに感染して、40度の熱と強烈なのどの痛みに4日間苦しみ、「誰だ、風邪と同じだと言っていたのは!」と怒っていたそうです。笑えないエピソードです。今日、教えるクラスにも1人コロナ感染者が出て、休むというメールが届きました。なかなか終息しませんね。