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断る力の身につけ方 [雑感・日記・趣味・カルチャー]



人はなかなか断ることができないものだと勝間さんはおっしゃっています。私はある時期からいろんなことを断りまくるようになりました。嫌なものは遠ざけ、好きなものだけで身の回りを固められるようになってきました。たしかに、断ることもスキルですし、リスクマネジメントに関わることなのでしょう。断ることで発生するかもしれないリスクにどれだけ対応できるかということなんですからね。ある程度歳を取ったら、断るスキルもしっかり身につけることが、自分の身を守ることにつながります。なんでもホイホイ受け入れていたら、時間も奪われますし、精神を病みます。

今日、再認識したことがあります。学んでいない人は、他人の悪口ばかり言ういうことです。他人の悪口以外に言うことがないから、ためになるお話ができないのです。本人は、座を盛り上げているつもりなのでしょうが、周りはしらけているのです。自分が遭遇した嫌なジジイの話とかされても、私はその場にいたわけでもないし、神様でもないので、それが嫌なジジイなのかどうか判断できません。だから、共感のしようがないのです。したがって、その場から静かにフェイドアウトする方法を採用します。パソコンを開いて仕事をしだすとか、トイレに行くとか、ゴミを捨てに行くとか。そうして、その人が別のターゲットを見つけてくれるようにするのです。三人で話しているときは、それが非常にやりやすいです。絞り込まれてしまったもう一人のターゲットの方は気の毒ですが、私は他人の悪口には興味がないので、平気の平左です。これも「断る力」というか、リスクマネジメントの一種なのでしょう。

とにかく、何かを学んでいる人というのは、自分が学んだことをわかりやすく他人に伝えたがるものです。学校の授業なんていうものは、授業を受けている最中はつまらないかもしれませんが、卒業したら、あの時間というのは、人生の中でも最も充実した時間だったと思えるようになるかもしれません。会社に入ったら、いかに客を騙してものを買わせるかに腐心する無能な上司やら、同僚たちによる陰口ばかりで、何かためになるお話を聞けるのは一年に一回くらいなものです。一般の職場には、ろくな人間がいません。何も学ばない馬鹿ばかりだからです。

そんな話をもう少しで高校を卒業する次男に話してみました。残り少ない高校生活ですから、大切にすごしてもらいたいものです。

人生も同じで、他人の悪口なんて言っても、誰も何も得しません。単なる時間の浪費です。みなさん忙しいんですから、そんな具にもつかない話で他人の貴重な時間を奪わないでほしいものです。



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