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スマホ病? [健康・メンタルヘルス]

「スマホ病」または「パソコン病」に悩まされている人が増えているというニュースがありました。姿勢が悪いせいでストレートネックになり、首が頭の重さを支えられなくなって、結果、体調不良を起こしているということのようです。気圧の変化、天候が変わるときに起きるので、気象病だと錯覚している人もいるようです。このニュースから導き出される「スマホ病」および「パソコン病」の原因はストレートネックです。

私が想像するに、以前は、本をたくさん読む人がストレートネックに悩まされることが多かったものの、症例数は多くはなかったので、「読書病」と呼んで、本を悪者にする人がいなかったのでしょう。ところが、昨今は、本を読む習慣のない人たちも、スマホやパソコンによって同じ姿勢をとるようになり、ストレートネックになっているんだと思われます。スマホやパソコンが悪いのであれば、論理的に考えれば、本も同様に敵視しなければいけません。

この病気の真犯人は、自分に姿勢に敏感ではないことや、体を動かさない習慣の方です。スマホやパソコンが犯人扱いされるのはおかしいのです。わざわざインチキくさい医者の診断を仰がなくても、そのくらいのことは自分の頭を使って考えればわかることです。逆にいうと、それほど「スマホ病」の患者は無知で、頭が使えなくなっているのでしょう。


それで思い出しましたが、私は周囲の人と会話するときに、ちょっと浮いていることに気づくことがあります。彼らのしたい話題は噂話や悪口など薄っぺらくて表面的なものなのですが、私はどうしても分析的な話のほうを好みます。それが何の役に立つのかを考えてしまうのです。他人の悪口を言うことで何かトラブルを解決できることはないので、それは直接相手に働きかけて根本的に解決する手段を選んだ方がいいと思います。対症療法ではなく、根本的な原因を見つけ出し、それにアタックするのが基本でしょう。そういう視点で見てしまうので、どうしても、悪口を言ってストレスを解消したいと思っている人とはズレが生じます。うちの妻は近所の人の悪口ばかり言っていますが、そういう人とは会話が弾みません。次男は法律を学び始めたので、法律や学問の話をしてくれます。そういうことになると、私も熱心に耳を傾けて質問したり、私の考えを伝えて、息子に意見をもらったりするので、話がいつまでも続いてしまいます。妻とは、すぐ話を切り上げて、書斎に逃げ込みたくなります。IQの違いなのかどうかわかりませんが、私の同僚たちとも考えが合わないことが多いので、なんだか不思議です。




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