思考の質を高める 構造を読み解く力 東大・MBA・コンサルで通用する思考技術は、小学生の国語で学んだ [本]
私はこの本を買ってもいませんし、読んでもいません。買う前から内容はだいたい想像できるし、私がふだん授業中に指導していることと大きく重なると思うからだです。構造を理解しながら文章を読み、文章を書く際は構造の設計が明確にするということです。伝えたいメッセージが伝わるのは、構造がしっかりしているからです。構造でわからなければ、パターンと言ってもよいでしょう。文章のパターンには比較とか、利点欠点とか、因果関係とかいろいろありますが、英語の学習の最大の目的は、それらの学習を通して、ものの考え方の型(方形)を理解し、活用できるようになることです。それらを意識して行われている日本の英語教育に不満を持っている人は、アカデミックの外側の人間にすぎません。文法なんかわからなくても、通じればいいんだとか言っている限り、どこに行っても永遠にバカ扱いです。少なくとも私はそのタイプの人間を愚鈍で無能な人間とみなします。むしろ人間以下の無教養な人間として軽蔑します。
解像度を上げる――曖昧な思考を明晰にする「深さ・広さ・構造・時間」の4視点と行動法
- 作者: 馬田隆明
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2022/11/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
これも同じような本かしら。