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フィットGE6ドアミラー修理完了 [クルマ]

76254-TF0-E31 (76254)ターンセット 1個 ホンダ 【通販モノタロウ】 26128472


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9時前に犬の散歩を済ませた後、スーパーのリサイクルコーナーに大量の教科書と書類(およそ30kg)を持っていって処分。その後、4Kのジョギングして帰ってきたら、ターンセットが到着していました。少し休憩してから、ランチに妻と次男が作ってくれたドリアを食べた後、おもむろに取付作業を開始しました。

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まずは、内張りはがし。ドアのビスを抜いて、肘掛けの部分を外します。下側の3つのクリップ止めのところにマイナスドライバーを差し込んで、内張りはがしレバーを下から差し込んで、開けていきます。ガラスを上下するためのカプラーも外します。肘掛けの中に1本ビスがありますので、それも外します。

戻すときの注意点:ガラスを下ろすとドアミラーのケーブルと干渉することがあるので、ケーブルを端に退避する場所があるので、そこを確認しておき、戻すときにきちんと処理すること。さもないと、ガラスが完全に下がりきらない状態になって焦ります(私は焦りました)。

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ドアミラーのカプラーも外します。

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3本のナットと、1本のビスを外すと、ドアミラーが取れます。ケーブルごと穴から引っこ抜きます。

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外れました。

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この鉄板の一部を、あとで戻すときに(ナットをラチェットで締め付けるときに)軽く曲げてしまいました。今回も、いろいろ失敗をしました。

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被覆の色は変化に富んでいます。全部で7本ありますが、黒(下段)と白黒(一番奥に刺さっているもの)の2本のコードは、ターンセットの方にくっついているものです。この2本のコードはドアミラーを折りたたんだり、開いたりするためのモーターに電力を供給するためのコードのようです。他の5本はミラー自体を上下左右に動かしてアングル(角度)を変えるための2個のモーターにつながっています。ただ、それなら4本で済むはずですから、1本はアース線かもしれません。

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赤い丸で囲んだ部分は、ミラーの左右の角度を調整するための歯車が入っているところです。(あとでわかったのですが、ここも故障していました。)

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ターンセットに同梱されていた3本のシルバーのビスは、ここの3つのビス用の代替品でした。もとからついている黒いビスは別段ダメになっているようには見えなかったので再利用しました。

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後ろの黒いところのビスを外してから、赤い丸のビスを外すと、白い部分が黒いケースごと外れます。黒いケースはクリップを止まっているだけなので、あとで、それを外して中の部分を修理しました。

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マイナスの精密ドライバーを裏(コードが刺さっているところの反対側)から差し込んで、中央側に寄せて優しく引っこ抜きます。コツがわかれば早いのですが、これには苦労しました。元に戻す時に、配線を間違えないように、写真を撮って記録しておきます。

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ようやく元に戻せたので、ドアミラーの取り付け作業へ。作業は午後1時頃から3時過ぎまでかかりました。ドアに取り付ける前にカプラーを差し込んで、エンジンをかけ、ドアミラー本体が格納できるようになったことを確認。

しかし、ミラーそのものを前後左右に動かしてみると、なぜか左右にだけ動かないことが発覚。少々焦り気味で、再び分解修理へ。

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分解してみてわかった故障の原因は、金属のリングがきちんとハマっていなかったことでした。その金属のリングは、ミラーの角度を左右に調整するための歯車を、軸となるプラスチックのボルトにがっちり固定するためのものです。どういうわけかそのタガ(金属のリング)が外れて、ゆるゆるになっていたわけです。リングをはめ直し、動作確認をして、ようやく作業を終了しました。気がついたら5時過ぎ。すでにとっぷりと日が暮れていました。そのあと、急いで犬の散歩へ。いやあ、大変な一日した。

実は作業中、4個所のクリップを割りました。しかし、取り付けの際に問題はないし、新車ではないので、割ったことは潔く忘れたいと思います。

近いうちにドアミラーを自動格納できるようにするために、部品を注文しておきました。取り付けは1月13日(来週の金曜日)以降になりそうです。

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作業中にTONEのドライバー(プラスは2番、マイナスは5.5ミリ)が届きました。カインズホームで買った300円のドライバーとの精度の違いに唖然。ネジがピタッとくっついています。工具は最初から質の良いものを使うべきでした。カインズホームと100均のドライバーは捨てることにしました。

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最後に、取り外したターンセットを分解してみました。はたせるかな、壊れていたのは、プラスチック製の歯車でした。こういうのをメーカーはプラスチックで作ってコストカットをしているわけです。結果的に、ユーザー側にはコストアップにしかならないし、ゴミが増えるので環境にも悪いし、企業イメージも悪くなるし、誰にとっても得になりません。こういう無駄な企業努力は絶対にやめてほしいです。

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こういう可動部品はすべて金属で作っておけば、何の問題も起きないでしょうに。


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