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骨髄反射的に他人を非難する人 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

14時25分現在、私の部屋の温度は31.4度、湿度は67%です。スマホの天気情報で確認すると、現在地の気温は35度です。私の部屋は一階だし、西側の窓はウレタンフォームで塞いで太陽光が入ってこないようにしているので、少しは涼しいのでしょう。

毎日やることもないので、というか、やることがあっても、暑すぎて何もできないので、暇を持て余しています。その暇を潰すために、このところYouTubeの動画を大量に見ています。

他の視聴者はどんなふうに動画を見て思っているのだろうと気になり、コメント欄に目を通すことがあります。日本語ができない日本人がいることにはずいぶんと慣れましたが、理解に苦しむ非難のコメントや暴言はやはり耐え難いものがあります。

度重なる不当な非難にさらされることに耐えかねて、YouTubeに動画を上げることを止めてしまうYouTuberさんや、コメント欄を閉鎖する人、さらにはその辛さを切々と語る動画を作る人もいます。

特に気になったのは、動画の一部を見ただけで勘違いして暴言を吐く人がいたことです。YouTuberさんの行為が不道徳だと感じたらしく、「馬鹿野郎、何々しろ」とか、偉そうに人を叱りつけていました。しかし、それは単なる誤解でした。まさに偽物の正義の好例ですね。

近頃は警察だって、そんな偉そうな態度は取りません。「馬鹿は、お前の方だろう」と突っ込みたくなりましたが、そのYouTuberさんは手慣れたもので、「見てくださってありがとうございます」などとうまくかわしていました。私だったら、喧嘩になることは必至ですが、人間ができています。

世の中には、骨髄反射的に(深く考えずに)、他人を非難する人が数多くいます。これだけ文明が進んでいるのに、そういう狭量な人の数は一向に減る気配がありません。どうすれば、人類の寛容さを鍛え、馬鹿の数を減らすことができるのでしょうか。

YouTubeを見ながら、そんなことを考えました。