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比嘉光龍さんの「十番口説(じゅうばんくどぅち)」(日本語訳テロップ入り) [音楽・楽器]




茶色の『工工四百選集 続巻』の28番目の曲「十番口説」まで大急ぎでたどり着きました。もちろん、古臭く感じて弾く気になれない曲や、弾ける曲はさっさと飛ばしました。

「十番口説(じゅうばんくどぅち)」は、歌詞の内容がすばらしい教訓歌ですね。演奏するのは簡単ですが、歌は無理ゲーです。比嘉光龍さんはアメリカ人なのかな。

琉球の口説(くどぅち)は、歌詞が「八八八六」になっている歌を指しますが、この歌は、大和の歌のように七五調になっています。芝居がかった感じに聞こえますが、室町や江戸時代の歌舞伎や浄瑠璃の影響を受けたものらしいですから、当然のことでしょう。ところで、「十番口説」はすでに演奏したことがあると思ったら、『緑本』の68番目に収録されている「上り口説(ぬぶいくどぅち)」と同じメロディーでした。なーんだ。

十番口説:たるーの島唄まじめな研究