SSブログ

「果報節(くゎふうぶし)」 [音楽・楽器]



野田奏子さんは『緑本』を使っておられますね。

th_IMG_20190806_145509.jpg

三下げで、ちんだみはA#D#G#です。伊禮俊一さんは本調子でやっていて、『緑本』が使えないので、私は野田さんの方を参考にして練習しました。こんなふうに、ピョンピョン跳ねるリズムは弾きやすいですし、気分も良くなります。「唐船ドーイ」や「加那よー」「天川」のような、ペコペコペコペコというリズムもいいんですけど、私は「果報節」のリズムのほうが明るくて好きです。

果報節:たるーの島唄まじめな研究

この歌は、幸せを噛みしめる夫婦を歌ったものなんですね。

それを知ると、不幸な結婚生活を送っている私は、悲しくなります。

それはそうと、今日までに『緑本』に収録されている104曲のほとんどを弾いてみました。どうしても弾けないものはひとまずスキップして、いずれできるよういなったときに戻ってきます。予定をかなり前倒しましたが、気力が残っているうちに『茶本』に移行します。『茶本』の中にも弾きたい曲がたくさんあって、曲目を眺めているだけでワクワクします。

練習だからといって、弾きたくないものをいたずらに時間をかけて練習したり、自分のレベルに合っていない難易度の高いものを無理に弾いてみても、嫌になるだけです。自分が弾きたい曲で、少し努力すれば弾けそうになるものをたくさん練習するほうがよいと私は信じています。それは私の経験則でもありますし、教師ならみな同じことを言うでしょう。そんなふうに徐々に難しいものに進んでいくのが効率が良い学習方法であることを教師ならみな知っていますし、事実そういう指導法も確立しています。

これまでに野田奏子さんの演奏をいくつか参考にさせてもらっていますが、本当に人の良さそうな方ですね。癒やし系の方で、見ているだけでほっこりします。一度お会いして、三線を教えていただきたいくらいです。


共通テーマ:音楽