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買いたいものが何もない [雑感・日記・趣味・カルチャー]

10月1日に消費税が8%から10%に増税されて以降、軽減税率制度の除外対象になるものを一切買っていません。食料品は買いますが、外食もしていませんし、100円ショップにも行っていません。増税前に、日用品は少し買いだめしたので、いまのところ必要なものは見つかりません。買いだめと言っても、テッシュペーパーやトイレットペーパーなど、トイレに棚を作って、何個もストックしているので、特に増税前の駆け込みの買いだめとは呼べないかもしれません。(そういえば、カインズホームで換気扇のフィルターと980円のミックスナッツを買ったことを思い出しました。)

そんなふうに増税後に節約をしたり、買い控えをしているのは我が家だけではないでしょう。この結果、消費が落ちて、景気をより一層悪化させることになるのは間違いないでしょう。年末はかなりヤバい状況になると思います。

株価が上がっているのは、以前から指摘されていますが、単なる金余りのせいで、これからさらに好景気になるという予測を反映したものではありません。「災害に売りなし」という諺の通り、下品な奴らが災害関連株を買い漁っている要素が強いと思われます。実際、台風の影響で、青果や果物は高値になりつつあります。岩手ではブロイラーが被害にあったそうで、これから鶏肉も高くなるかもしれません。

日経平均株価の上昇とは裏腹に、実体経済はますます悪くなっていっていると感じています。東京近郊ののマンションや住宅が並のサラリーマンには手が出せないほど高額になってしまったことが原因で、お金が回らなくなってきています。また、世界的には減税の流れがあるのに、クレージーな日本は増税なんてするのですから、景気が落ち込むのは当然です。

「即位の礼」による恩赦と同時に、消費税を0%にする恩赦も必要ではないでしょうか。

とにかく、今は買いたいものが何もない状態です。買いたいものがあったとしても、本当に必要なのかどうか1ヶ月位考えてから買わねばならない状態です。しかし、買えるものが棚においていないとか、自分の給料では買えるものがまったくない状態ではないことだけは救いです。