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嘘つきの頼りない政府 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

民主党が政権を取った選挙の折、亡くなった勝谷誠彦氏は、嘘つきの自民党か、それとも頼りない民主党に政権を任せるかの究極の二択の選挙であると喝破しました。結果、国民は嘘つきを下野させ、頼りない政党に政権を握らせたわけですが、その後に誕生した安倍政権は嘘つきの頼りない政府になりました。いまさら安倍総理が何をしようとも、国民は、あいつの言うことだからどうせ嘘なんでしょ、うまくいかないと思うよ、とみな諦めムードです。もはや日本は手遅れで、全滅するのだと思うようになってきています。安倍総理はそういう現実をまだご理解されていないようです。

安倍政権のコロナ経済対策は「大失敗」に終わる…米最新論文で判明!(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

いよいよ悲観を通り越して絶望的な見通しを語る人たちが増えてきました。入ったら出られない出口のないホテル・カルフォルニア状態のアベノミクスは完全なる失敗に終わり、またデータを軽んじ、思いつきの対策を取り続けるアベノマスク政策で、経済も医療も破綻し、日本は本物の地獄を見るだろうと、まともな思考力のある人間ならみな想像しています。

止まらない「東京一極集中」に見る強烈リスク(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

これまで東京一極集中を促進してきた大企業が自ら地方に分散する必要があると思います。大企業は人口密度の高いところに大切な社員を押し込めておくことのリスクの高さを大震災や原発事故、そして今回の感染症の拡大で正しく認識できたはずです。私は以前から大学は首都圏に集中するのは仕方がないにしても、大企業が東京ブランドを求める意味はもう存在しないと主張してきたのですが、私は間違っていなかったと今回も思いました。しかし、もはや手遅れでしょう。

実は、日曜日に実家に単身帰郷してきました。自粛自粛とうるさい人達の視線が怖かったのですが、のっぴきならない用があったので、仕方がありませんでした。用件についてはここでは報告しませんが、帰省ついでに両親には、私と妻が買い込んだ不織布マスクの一部を提供してきました。母親は、私が持参した青い不織布マスクをつけて外出したのですが、眼鏡が息で曇るとか文句を言って、結局愛用の布マスクにしてしまいました。そのマスクはアベノマスク並みに小さすぎて、上からも脇からも息が漏れるようです。そんなものをつけていても意味がない気がします。しかし、花粉症ではない母は不織布マスクをつける習慣を持たないので、顔の大部分を覆うようなことには抵抗があるようです。その布マスクは、40年くらい使い続けているんじゃないかと思えるようなものです。昔からたまに風邪を引いたときに使ってきたようなので、その姿に恥ずかしさを覚えないのでしょう。

田舎の人たちは、いまだにコロナの恐怖を実感していないのかもしれません。田舎というのは、「繁華街」に行っても、人はめったに歩いていないし、住宅地を散歩をしても、めったに隣人には会わないし、買い物にでかけると必ずどこかで知り合いに会うような環境ですから、得体の知らない病気を、得たいの知らない人間が撒き散らしているという恐怖は存在しないのかもしれません。

もちろん私も、彼らのような無垢な人たちに感染させてはいけないと思ったのですが、母に急用を言いつけられてしまったので、緊急の帰省をした次第です。

昨日、埼玉の自宅に戻ってきたのですが、私がコロナの感染者であるかのように、妻に扱われました。弟夫婦はともに医療従事者なので、うつされたんじゃないかとか、疑心暗鬼です。

話は戻りますが、このような状態に国民を苦しめてしまったことに、安倍政権は謝罪すべきだと思います。自粛しない(または、できない)人たちを責めるような風潮をマスコミに作らせたのも、安倍総理の責任です。その責任をとって、直ちに辞任すべきです。安倍の下では、国民は分断が進行するだけで、一丸となって戦う気分にはなれません。