SSブログ

いろんなバイアスに囚われています [資格・学び]

総まとめ。あなたが間違いを犯す36の心理パターン │ ジャスウィル社員ブログ

このサイトは前にも紹介しましたが、よくまとまっていると思います。人間はいろんなバイアスに囚われながら物事を判断して生きていることがよくわかります。だからといってそのまま放置しておくべきではなく、民主主義国家で暮らしている我々には、そういう事実を不完全ながらも認識し、それを回避できるように努める義務があると思います。

デヴィ夫人が90人のパーティーを開いたそうですが、それについてあちこちから非難され、「私達は選ばれたものですから、大丈夫なんです」と見苦しい言い訳したそうです。その言い訳によってデヴィ夫人が「内集団バイアス」と「正常性バイアス」に囚われていることがわかります。「自分たちは若いし、健康だから大丈夫。感染するはずがない」というのも同じです。

ヤフーニュースのコメントやYouTubeの観光地や金剛山の頂上のライブ動画見ていると、こんな奴らが感染を拡大させるんだという心無い書き込みをする人がいます。彼らは「観察者バイアス」に囚われています。他人の悪いところばかり見てしまい、良いところ見ようとしません。自分の都合の良いよい情報だけを選択的に受け入れるという「確証バイアス」にも囚われています。

また、バイアスの塊であるのはトランプ大統領ですね。もうすぐ追放され、世界一のバカ大統領として歴史に名を残すことになるのは避けられませんが、あの爺さんは「自己奉仕バイアス」にも囚われています。他人の手柄は自分の手柄にし、自分の失敗を他人のせいにするのです。よくいるジャイアン・タイプですね。

菅総理は、前にも書きましたが、「確証バイアス」だけではなく、「現在志向バイアス」にも囚われています。未来の利益より、今の利益を優先して、大きな損失を出すわけです。GoToトラベル、GoToイートをわざわざ前倒したのは、まさにそういう人だからです。

うちの妻なんか、以前は細木数子の占いを100%信じていたくらいですから、「バーナム効果」に洗脳されていました。ところが、最近はテレビは本当のことを言わないとか言いだして、一切見なくなりました。その代わり、SNSの出鱈目な陰謀論を信じて、テレビの悪口ばかり言っています。頭が健康な人は、いずれもバランス良く見ることができるはずです。それが一次情報なのかとか、調査方法は正しいのか、何らかのバイアスがかかっていないかなどを見て、最終的に判断を下せると思います。世の中にはそれができない人しかいないのはよくわかっていますし、絶望もしています。

妻は、陰謀論を信じる一環で、芸能人のインスタ写真を見て、暗号解読を必死にやっています。左目を隠している人はなんとかで、右目はなんとかで、ハンドサインがどうのこうのと。たまたまそうしただけのことなのに、何か意味があるはずだ、メッセージを出しているに違いないと言うのです。バカバカしくて話になりません。「アポフェニア」(少数の法則)ですね。何の法則もないランダムなものに、何らかの法則を見つけようとするのは、占いを信じる人の特徴の一つだと思います。都内の某宝くじ売り場はよく当たるとか言って行列している人もその類で、軽蔑すべき人です。

私も何も考えないでいると、どうせ他の人がやってくれるんだから、私がわざわざ自分がやる必要はないと思って、ベストセラーの本を一切読まなかったり(「社会的手抜き」)、他人(学生)は自分と同じ考えを持っているはずだと思って失言してしまったり(「偽の合意効果」)、これは値段が高いから質が良いものだろうと勘違いしたり(「代表性バイアス」「ステレオタイプ」)、あらゆる選択を絶対的な基準ではなく相対的な基準で考えたり(断捨離で言う「他人軸」ですね)、流行しているものがよく思えたり(「バンドワゴン効果」)、「通常販売価格1万円のところ、今日は特別に5000円でお譲りします!」なんて言われると、最初に見た数字(1万円)に引っ張られ、お買い得に思えてしまったり(「アンカリング効果」)しています。「返報性」にも囚われています。今年こそ、年賀状は全廃するぞと毎年言っていますが、来たものには返さなければと思って、今年も3枚だけ書きました。他にこのサイトでまとめられていることのほぼすべてに私はしっかり囚われています。そこからなかなか自由にはなれません。



共通テーマ:学問