Round Midnight - Jazz piano solo tutorial

全く関係ないのですが、さきほど妻がNHKとTBSはなくしたほうが良いと鼻息荒く吠えていました。どこもかしこも異口同音に「コロナ、コロナ」ってうるさいというのです。そういう暴論を吐く人が、もしかしたら、私のような下層階級には増えているのかもしれません。

NHKは国会中継をしたり、災害情報をずっと流すテレビ局です。ありあまる資金で良質なドキュメンタリー番組を制作したり、海外の番組を買うことができるので、日本の民主主義の維持発展に貢献し、日本人の民度をなんとか今以上に下げないように奮闘している公共放送です。それを廃止しろというのは、あまりの暴論です。災害の情報もいらないし、民主主義を破壊してもいいと言っているい等しいのです。だいたいNHKの受信料を払っているのは妻ではなく、私の方です。妻にはそういうことを言う権利も資格もありません。

TBSを廃止しろというのは、詳しいことはわかりませんが、三浦春馬関連の陰謀論に洗脳された狂気の発言です。民放の番組はすべてスポンサーである大企業のCMを見てもらうために作られているので、たしかにいらないと言えばいりません。CMを流すだけのテレビ局を廃止するのであれば、他のテレビ局も廃止するべきという考えに帰結します。コロナの報道はいらないと主張し、経済を回すことを重視する側の人間なら、その態度は完全に矛盾しています。

いずれにせよ、妻には理念がまったくないのです。怒りの感情だけしかありません。NHKは民主主義を維持発展するための教育機関として機能しているし、災害時に国民の安全を守るためにも機能しています。それらをすべて廃止して、SNSだけの偽情報だけがあればいいと主張するのは、あまりに愚かしいことですし、危機意識が低すぎます。社会全体のことをまったく考えていない証拠です。

コロナ、コロナってうるさい、というのは、危機意識のなさを示しています。「自分が感染して、死にそうになったらどうするの？」とあえて聞いてみたのですが、反応はありませんでした。妻は自分のことしか考えられない自己中心的な人間だからです。

どうせ死ぬのは年寄りとか基礎疾患のある病人なんだから、そいつらは死んでも良いんだよ、といって街を闊歩する差別主義者の若者のようです。少なくとも私は基礎疾患があるので、感染したら重症化して、おそらく死ぬでしょう。そうなったら、大黒柱がいなくなって家族は崩壊するのです。妻のパート代だけでは絶対に子供は大学に進学できません。そこでThe Endです。

妻は「私は満員電車にも乗っているし、大勢の買い物客とも接しているけれど、コロナに感染しないし、風邪も引かないだから、大丈夫。あんなのは嘘でしょう。嘘じゃないとしても、大袈裟すぎるよ」と時々言っています。頭の悪い若い奴らとまったく同じことを言っているので、情けなくなります。

もし妻がコロナに感染したら、家族を守るために、屋外の駐車スペースに犬小屋を置いて、そこで暮らしてもらおうと思います。餌もドッグフードで十分でしょう。そのくらいの知能しかないのですから。