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感染と発症の違い 民営化が正義? 宝くじに当たる確率 妄想 テレビでもエコーチェンバー現象 『トウキョウソナタ』 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

“医療壊滅”寸前か…病床ひっ迫、入院できず自宅で死亡も(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース

イギリスはほぼすべての病院が国営ですから、政府の命令に従わせるのは容易ですが、「民営化は正義」だという妄想に囚われ、公立病院を潰してきた日本(特に大阪府!)では、それは難しいでしょう。自滅の道しかありません。我々一般庶民にできることは、covid-19に感染しないように人込みには出かけないことくらいしか残されていません。感染し、発症したら、私のような基礎疾患のある中高年は、適切な治療どころか、一切の治療が受けられず、死が待っているのです。残念ながら、医療崩壊を通り越して、医療壊滅に向かってまっしぐらに突き進んでいるのでしょうね。太平洋戦争以降、我々は何度目の敗戦を経験しなければいけないのでしょうか。

いまだにcovid-19感染症は風邪みたいなものだ、騒ぎすぎだと言っている人もいますが、去年の早い段階で、刷り込まれてしまったものはなかなか捨て去ることが難しいようです。さらに、いまだにFactor Xへの期待を打ち壊す専門家が少ないし(科学者はわからないことを断定的に言わないものなので仕方がありませんが)、夜間外出を避けるだけで感染予防に効果があるというメッセージを国や自治体が不用意に発してしまったし、いますぐにでもワクチン接種が受けられ、受ければ一切感染しないという妄想を抱いている人もいますので、もはや手遅れだと思います。

GoogleのAI予測は、ちょっと前まで緊急事態宣言発令後は感染者数が減っていくというストーリーを描いていたようですが、一般庶民の行動に大きな変容がないため、予測を変えてきたそうです。少なくとも2月7日までひたすら増え続けるというのです。このごろは「満員電車が怖い」という声をネットで目にすることが多くなったのですが、国としては満員電車は誰も話さなければ飛沫が飛ばないので安全だと国民に信じさせようとしていますので、企業経営者はそれを盾に従業員に満員電車で通勤することを矯正しているわけです。文科省も教室は安全だ、危ないのは部活動やサークル活動だ、あるいは飲み会だと根拠もなく言っていますし、大学が対面授業しないことを非難し、小中高校も対面授業をさせ続けています。一方で、テレビは、他の人を守るためにも外出を避けてください。でも経済を回してください矛盾したことを言っています。そういう状況なので、人々は適切な判断ができなくなっているのです。この状況を解決することはできそうもありません。行き着くところまで行くしかないのです。もう終わりです。諦めるしかありません。

夢が壊れる?宝くじの1等当選確率を種類別に計算してみた結果 | キャッシングのまとめ

現在、東京都の陽性確認者は174人に1人、埼玉は390人に1人です。全国では416人に1人です。宝くじ(ドリームジャンボ宝くじの場合)の1等3億円に当たる確率は1,000万分の1ですから(5等1万円が1,000分の1、6等3,000円が100分の1)、どれだけ確率が高いかが実感できると思います。私は6等に1度しか当たったことはないですけどね。宝くじを買ったのは生涯に3回程度で、そんなものです。頻繁に買っている人は3000円くらいはよく当たるんでしょうね。頻繁の外出している人は、それだけ感染の確率が高くなるというのと同じです。

新型コロナウイルス 感染と発症の違い編 | 明治薬科大学セルフメディケーション学研究室

ウイルスに「感染」しても「発症(発病)」しないこともあるので、「陽性確認者は感染者と同じである」という認識で良いはずですが、大阪府知事の吉村さんはまた変なことを言ったそうです。陽性確認者は感染者ではない、などと。ポピドンヨードの件もあったし、たぶんあの人は頭が悪いんでしょう。マスコミは偏向しているので、菅総理に対しては容赦ないですが(数ヶ月前まで気持ち悪いくらい不自然に持ち上げていましたね)、府知事や都知事の対応を不当に評価していますので、テレビだけ見ている人は吉村支持、小池支持が多いようです。ネットの情報も「エコーチェンバー現象」によって相当に歪んでしまっているので、信用できないものばかりですけどね。同様にネットに限らずテレビでも「エコーチェンバー現象」が起きていると考えるべきです。

Parlerの投稿がひどすぎて削除される前にハッカーが完全保存。メタタグで議事堂占拠犯がゴロゴロ逮捕 | ギズモード・ジャパン

前にParlerのハッキングの記事がありましたが、こっちの記事のほうが事実のようです。いまやネットは匿名投稿でもすべて身元がバレてしまっているということになりますので、匿名でやっている私も迂闊なことは書けません。政権批判ばかり書いていると、そのうち消されるかもしれません。

トランプの「奥の手」、じつはアメリカを「軍政国家」にしようとしていた…!(橋爪 大三郎) | マネー現代 | 講談社(1/6)

これも、もしかしたらネット上の妄想だと思いたいですが、社会学者の橋爪大三郎大先生がおっしゃっているのですから、信憑性はある程度高いと見たいところです。トランプがきちんと本を読んでヒトラーを研究していたら、今頃アメリカはトランプ党の一党独裁の軍政国家になっていたという推察です。さもありなん。トランプがただの馬鹿だったおかげで、世界は(少しは)助かりました。アメリカは壊滅的ですがね。

今日から本格的に仕事に復帰です。今日は3クラス分の課題の評価がノルマです。まだ冬休み中の大学もあるおかげで仕事は溜まっていませんので、週末にかけてゆっくりやっても問題はありません。

<新型コロナ>厳寒の中、未明の路上に210人…野宿に慣れない姿も 緊急事態宣言下の新宿駅周辺ルポ:東京新聞 TOKYO Web

失業して、寒空の中に放り出されてしまった人は、黒沢清監督『トウキョウソナタ』(2008年)という映画を観たことがあるでしょうか。製作されたのは2008年のリーマンショックより少し早かったので、あの不況を予見しているような映画です。

香川照之扮するサラリーマンが不景気でクビになってしまうのですが、それを妻(小泉今日子)にも子どもたちにも言えず、毎朝スーツを着て、スーツケースを抱えてを何事もなかったように「じゃあ、行ってくる」と言って出かけるのですが、出かける先はハローワーク(職業安定所)と公園の炊き出し。そこで知り合った同様の境遇のご近所さんはプレッシャーに耐えかねて自殺(その娘役は土屋太鳳でした)。

いつかあの世界が戻ってくるはずだと思っていたら、案の定、案外早くやってきてしまいました。少なくとも、この瞬間、私がその立場になっていないことだけは感謝したいと思います。ちなみに、劇中、小泉今日子は強盗(役所広司)と不倫をし、長男(小柳友)はアメリカの傭兵になり、次男(井之脇海)は天才ピアニストとしての芽が出るというのです。次男だけが唯一の希望となっていますが、暗雲が垂れ込める陰鬱な世界に取ってつけたような終わり方でした。黒沢監督はそうでもしないと耐えられないと思ったのでしょうか。