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1%という数字の大きさ [雑感・日記・趣味・カルチャー]

やる気が起きないので、サイクリングに行ったり、犬の散歩をして帰ってきました。少し仕事を再開したのですが、学生の作文を読んでいるうちにいろいろなことが思い浮かんできて作業がはかどりません。

感染者の割合は、世界平均で77人に1人ですから、全体の1.3%に過ぎません。98.7%はなんともないということです。日本の感染者の割合は339人に1人ですから、0.29%です。99.7%の人間は無事です。いまのところ私もそっち側です。

これを試験に起きあえて考えてみましょう。100人の受験者がいて、満点の人がたった1人だとします。だとすると、自分が100点を取るのは無理だろうなと考えるのが普通でしょう。

それと同じように、全体の1%に入るというのは、なかなかないということです。

したがって、ふつうの人はコロナに感染しないので、「(南に死にそうな人あれば 行って)怖がらなくてもいい(と言い)」(by 宮沢賢治)という言葉を聞いて安心するは間違ってはいません。

しかしながら、1%という数字は、ほとんどゼロに等しいと感じるのは正しくありません。100人に1人ということは、100万人に1万人もいることになるのです。さいたま市が132万人ほどですが、1%ということは1.32万人も陽性確認者がいるということになります。1万人ですよ! 日本全体だと、1.26億だから、126万人もいるということになります。さいたま市の住民がほぼ全滅ということです。

1%という数字がどれだけ大きいかわかると思います。関係ないですけど、だからこそ、消費税の10%は尋常ではないのです。目玉が2つともビョンビョーンと飛び出るほどのスケールですよ。

追記(15:51):やっと今日の仕事が終わりました。今日は2クラス分の課題をチェックし終えました。全部長ったらしい英作文だったから、かなりきつかったです。明日(木)のノルマは5クラス分。絶対にできそうもないので、2クラス分にしておきます。その2つも同様に英語のエッセイです。明後日(金)が3クラス、土曜日は3クラスを予定しています。うまくいかなかったら、日曜日も仕事で週末がなくなります。しかもシラバスを3つも書かないといけないし。今週は地獄です。もうどこかに逃げ出したいです。