SSブログ

「アマゾン離れ」が加速中? [雑感・日記・趣味・カルチャー]

今朝は4時起きです。今日を含め、今週末はほとんど仕事をしなくて済みます。私の授業の半分が対面授業に戻ったので、本当に仕事が楽です。オンとオフがはっきり分かれているというのは、精神衛生上すこぶる良いことですね。

「アマゾン離れ」が加速中…ヘビーユーザーが「楽天・ヨドバシ」に流れているワケ(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

アマゾン離れは加速していないし、楽天やヨドバシがアマゾンに追いついてきているというデータはおそらくないでしょう。この書き手の願望に過ぎません。

私はそれぞれの良いところをうまく利用して、お買い得な買い物をすることを心がけております。もちろん、実店舗で買った方が安いものもあるので、そういうものは緊急時や忙しいとき以外は手を出さないようにしています。

アマゾンに大量出品されている中華製品の悪評はある程度理解できますが、けっこう不当な評価も多い気がします。すぐ壊れるというのは思い込みかもしれません。私はけっこう安物の中華製品を買いますが、すぐ壊れたというのはないですね。ただ、使い物にならないというものも多いです。超音波洗浄機なんて、眼鏡の汚れが一切取れませんでした。ハードオフで買い取ってもらいました。数十円にしかなりませんでしたが。

中華製品といえば、アマゾンよりもアリエクスプレスで買ったほうが安く手に入ることもあります。逆のパターンもあって、アリエクスプレスのほうがなぜか高いものもあります。アマゾンの中華製品に関しては、業者がアリエクスプレスなどに代理注文して送ってもらうような形になっているので、それだったら自分でアリエクスプレスに注文したほうが安く上がります。それがアマゾンへの不信感を高めている要因の一つになっているのだと思います。

アマゾンへの不信感を高めるもう一つの要因は配送料です。合計金額が2000円以上ではないと無料にならないというものが多いのはわかるのですが、送料無料と前面に打ち出している商品を注文しようとすると、2,000円以上の注文で配送料無料になるという表示が後から出てきて、騙されたような気分になります。そういうものは買わないようにしています。

ヨドバシは配送料が無料だし、届くのが早いのですが、一方で品揃えは悪いし、それほど安くはありません。実店舗で買ったほうが安上がりのものも多いです。でも、買い物で時間を奪われるのが嫌な人間にとってはありがたいです。

楽天はいろんな形でポイントが貯められるし、使えるというのはいいですね。しかも、それを楽天Payで買い物にも使えるし、さらには投資に回すこともできるのです。楽天は物販だけではなく、通信や銀行まで手広くやっているんですから、将来性はあるでしょう。その点を踏まえると、ヨドバシは圧倒的に格下ですね。

この書き手の言う通り、消費者のアマゾン一択という考えは次第に薄れてきていると思われます。楽天やヨドバシも捨てたものではないということも確かです。しかし、まだまだアマゾンには敵わないと思います。


<独自>首都圏の蔓延防止 1カ月延長軸に調整(産経新聞) - Yahoo!ニュース

現在「まん延防止重点措置」が取られていますが、緊急事態が解除されて以来、大学でも対面授業が再開され、通勤通学時の電車や駅構内は恐ろしく混雑しています。文字通り、学生たちで溢れています。コロナ前とまったく変わりません。大学構内にも学生がたくさんいます。家からオンライン授業をされている先生もいるので、そういう授業をとっている学生はキャンパスにわざわざ足を運ばなくても済むのですが、同じ日に対面授業もある場合は、学生は大学のどこかでノートPCを見ながら授業を受けざるをえません。結局、大学に行っているのです。学生たちは通学時、下校時に、以前と変わらないような声の大きさで友人との会話を楽しんでいます。マスクをしていること以外はまったく昔と同じです。

「まん延防止重点措置」なんて、この状況を完全に放置しているのですから、何の効果もないことは明らかです。このところ、学生から、体調不良で欠席しますだの、高熱が出たのでPCR検査を受けるので欠席しますだの、頻繁にメールが届くようになりました。どうもズル休みではなさそうです。この状況ですから、感染者数は増えるのは当たり前ですね。

本来、緊急事態宣言以上の強い拘束力のあるものを法律を変えて、実施しなければいけない状況なのに、その手を緩めているんですから、菅政権はどうかしています。五輪バイアスに囚われて、方向性を見失っているのでしょう。

緊急事態が解除され、大学の対面授業が再開されたと同時に、東京の感染者数が大幅に増加しています。確実に相関関係があると思われます。皮肉なことを言いますが、感染者数を増やしたいときには、「まん延防止重点措置」への移行が効果的だということだけは確実に言えます。


そうそう、すっかり忘れていました。私はこの記事に関してそんなことを言おうとしていたのではないのです。「首都圏の蔓延防止 1カ月延長軸に調整」の「軸」とはなんぞや、ということを書こうと思っていたのです。「軸」とは、掛け軸、車軸、回転軸、座標軸、地軸、自転軸などの軸です。だいたいは「回転するものの中心」を表しますね。だから、この産経新聞の記事のタイトルはまん延防止重点措置の実施期間を1カ月延長するという考えをメインに、政府は議論をしているということなのでしょう。この「軸」の使い方は新聞用語なのか、政治用語なのかわかりません。もしかしたら、一般のサラリーマンもそういう使い方をするのかもしれませんね。たぶん私は「軸」をそんなふうには使っていないと思います。

ちなみに軸を使った言葉で、「枢軸国(the Axis)」というのがあります。第2次世界大戦中、イギリスやアメリカなどの連合国と対立した日本、ドイツ、イタリアのことです。「枢軸国」の由来は、「一九三六年イタリアのムッソリーニが、ヨーロッパの国際関係はローマとベルリンを結ぶ線を「枢軸」として転回するだろうと演説したこと」だそうです。イタリアのローマとドイツのベルリンですから、本来、日本は入っていませんね。