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手間と手数 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

「手間(てま)」という言葉は「手数(てすう)」という言葉より、われわれの日常生活になじんでいる言葉に感じます。

たとえば、「手間がかかる。手間を惜しむ。手間を取らせる。手間取る。手間いらず。手間賃。片手間」など、日本人なら日常的に使っている言葉だと思います。「ていねいな暮らし」をしている「手間を惜しまない」方なら、私なんかよりもはるかに回数を多く使っている言葉かもしれません。

一方、「手数(てすう)」という言葉はなんだか仰々しい感じがします。私ならば、「お手数をおかけして申し訳ありません」「お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします」のような表現でしか使いません。他人に迷惑をかけるときだけですから、めったに使いませんし、使いたくもありません。

以下のページの解説によると、「手間」は何かの目的にかける時間や労力を指す一方、「手数」は他人の存在を意識している言葉だからのようです。「手間」は柔らかい印象を与え、「手数」は硬い印象を持つというのは当然のようです。

「手間」と「手数」の意味とは? -仕事に役立つビジネス用語 | iso.labo


手間って英語でなんて言うの? - DMM英会話なんてuKnow?

ちなみに、英語では、"take time and effort"で良いようです。