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物価上昇と収入下落に備えましょう 準備って何をすればいいんだよにお答えします [マネー・買い物]



プーチン一人のせいで、地球上の全人類が不愉快な思いをしておりますね。ロシア人だって迷惑しているはずです。とんだ大馬鹿野郎です。

日本人はバブル崩壊後30年間生活がどんどん苦しくなっています。自分たちはミニマリストだなんて言って開きなおって、ただの貧乏生活をお洒落に見せるような生活様式がブームになっているというのに、この追い打ちをかけるような物価高。不景気にインフレですから、まさにスタグフレーションです。しかも円安に株安。この惨状を岸田政権のせいにするような変な人たちもいますが、お門違いも甚だしいですね。岸田政権が引き起こしたものではありません。

個人的な話ですが、私は仕事が増えて週6日も働くことで年収も2割程度上がるし、長男も就職が決まり、いよいよ社会人としてのスタートを切るので、それらが緩衝材として機能するので、我が家には打撃は比較的少ないですが、年金生活をしている高齢者などはこれからはますます地獄に突き落とされるような感覚を味わわされるのだと思います。

リュウさんは、ギグワークでもいいから退職者も何か仕事をして収入を増やせとおっしゃっています。健康な人はそれでいいですが、後期高齢者には無理な話でしょう。年寄りがみな元気で働けると信じておられるようですが、そんな人ばかりではないことは周りを見渡せばすぐにわかると思います。

いまは自分しか頼りにならないような世知辛い時代ですから、後期高齢者になっても収入を得られるように、若いうちから不労所得源を確保しておくことが重要なのでしょう。昨今流行しているようにも思えるボロ家投資というのも一つの手です。年金だってあてになりません。生活費を極限まで減らすというのもいいんですが、食費や電気代だって限度があります。ぜんぶ近所の人に恵んでもらうこともできませんし。

でも、何事もすべて自己責任でだから自己解決しろという、菅政権時代のイデオロギーが完全に間違っていることは火を見るより明らかです。そういう思想を無政府主義というのです。国家はいらないと言っているのですから、その思想は愛国主義の正反対です。愛国主義は右翼思想の一部であって、その反対は左翼思想ではありません。右翼思想も左翼思想もともに愛国主義というカテゴリーの中にあります。それとは違って、菅(すが)のような自己責任論者は愛国主義の外にいます。我々の仲間ではありません。

閑話休題。こういう時代ですから、ますます国家(=政府)の存在意義が高まっているように思えます。岸田総理は早稲田を出ているくらいですから、馬鹿ではないでしょう。そのへんのことは安倍や菅よりはるかに深く理解しているとは思われます。しかし、みなさんがおっしゃるように本当に頼りないですね。消費税の減税とかガソリンの二重課税をやめるとか、これまでの財務省の悪業を改めさせるチャンスなのに、岸田総理は問題の核心には切り込まず、一番遠いところから徐々に徐々に攻めて行っているような感じで、非常にまどろこっしいです。いま日本に一番必要なことが何なのか、リーダーとして明確なメッセージを今すぐ出してもらいたいと思います。私が何を言おうとも、岸田総理の耳には100%入りませんが、心からそうなることを願っております。

ロシアで思い出したのですが、2年前に、アリエクスプレスでロシア語がプリントされているTシャツを買いました。さすがにこのご時勢ですから、ロシア語のTシャツを着て街を闊歩できません。私はロシア語が読めないのでわかりませんが、Dad is a hard workerみたいな意味だと記憶しております。今晩はそのTシャツを着て寝ることにします。世の中のお父さんたちと同様に私も毎日頑張っています。ついでというわけではありませんが、野蛮な争いごとも早く終わってもらいたいものです。これ以上心配事を増やさないでください。すでに私の小さな脳みその許容範囲を超えています。処理しきれません。



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