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読書の99%は無駄です [本]

長男の出て行った部屋の本棚の片づけをしていたら、私の本が大量に出てきたので、二度と読まなそうな本、英語学習本などをブックオフに持っていくことにしました。段ボール箱2つ分はありそうです。

私は本に付箋を貼る癖があって、売るためにはそれをいちいちはがさなければいけません。その作業をしているうちに、自分がいかに無駄な勉強をしてきたかを思い知らされました。なぜそんなところに付箋を貼ったのか、いまとなってはまったく思い出せません。付箋を貼った個所だけではなく、そもそもそれがどんな本だったのか、まったく思い出せないものばかりです。思い出せないということは、その本を読んだことには何の意味もなかったということです。

昔は乱読を勧める人が多かったですが、人生の肥やしにはならないと思います。(無能な)作家を儲けさせるだけです。

樺沢紫苑先生は、インプットを無駄にしないようにSNSなどに本の感想を書くことを勧めています。それをアウトプットと称していますが、そんなものはアウトプットではありません。アウトプットというのは、本を書いてお金を稼ぐ活動のほうです。本を読んで感想を書いても、作家の宣伝にしかなりません。ゴミみたいな本を読むのはお金と時間の無駄です。

近頃はAudibleなどという本の朗読サービスがあるそうです。それを契約して、クルマの中や電車の中で聴いて勉強することを勝間和代さんは勧めています。それもあまり時間の有効活用にはならないと思います。マルチタスク作業の一つとして本を読むというのも、消費活動にすぎません。インプットにすらならないと思います。



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