ニュース依存症から解脱しよう

ニュースと呼ばれる情報の価値はほぼゼロです。それに気づいたのは、テレビやラジオを視聴しなくなってからです。価値があるかどうかの基準は、自分の視野や可能性を広げ、人生を豊かにするかどうか、幸せな気分にさせてくれるかどうか、です。その基準に照らし合わせると、「ニュース」のほとんどが自分の時間を奪い取り、自分を不幸にするものばかりです。いつも同じことの焼きなおしばかりです。

そんなに重要なニュースなら、友達経由で伝わってくるものです。自分自身が友達にも話さないようなニュースは自分自身も知る必要がなかったということですから、友達さえニュースを話さないということは、知る価値があるニュースはないということです。

とかく我々は消費者マインドから抜け出せません。抜け出そうともしません。消費者として格が上の存在は、大量に情報を処理し、無駄にお金を使う者です。貧乏人や、無料のサービスを利用しようとする存在は、企業側からは乞食扱いされ、嘲笑の的です。ところが、消費者としてはなく、生産者としての立場に立てば、そういう消費者はただのカモ。利用価値はありますが、金を生み出してくれる材料にすぎません。本当に馬鹿にされるべきは、企業戦略にまんまと載せられ大量消費をし続けたり、日々ニュースを消費している側の人間です。彼らは生産者側の人間に上手にコントロールされているアホな人間なのです。

用心深い私は彼らのような人間にならないように警戒して暮らしています。ニュースには触れなくても、なんら支障をきたすことはありません。なぜでしょうかね。