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英語「小学校でどう学んだか」で能力差、中学で「苦手」避ける授業づくりのコツ | 東洋経済education×ICT | 変わる学びの、新しいチカラに。 [資格・学び]

英語「小学校でどう学んだか」で能力差、中学で「苦手」避ける授業づくりのコツ | 東洋経済education×ICT | 変わる学びの、新しいチカラに。

英語が話せて楽しいと思わせるのがコツだそうですが、英語が話せることが楽しいというのは不思議な感覚ですね。日本語が話せると楽しいのでしょうか。

昔から思っているのですが、これは語学の教師のおかしな発想だと思います。日本語を話せて楽しいという感覚がないのに、英語が話せると楽しいのでしょうか。

日本語であろうと英語であろうと、単純な情報のやり取りを楽しめる人はそれでいいでしょうが、そういう情報を交換して楽しいと思えない人にとっては、英語だろうが日本語だろうが話せても楽しくないのです。

私は若いころから音楽や映画や文学が好きでした。そういうものに触れるために、そして触れられる幅を広げるために英語を学んだのです。どこかの誰かとお話をしたいという気持ちは一切ありませんでした。さらに、それをビジネスで使うなんて言う発想はいまもなお微塵もありません。ビジネスイングリッシュなんて苦痛でしかありません。

日本語で書かれている教材であろうと、楽しくない教材は英語で書かれていても楽しくありません。楽しくないものは楽しくないのです。

そういう考えの英語教師もいるんですよ。大学で教育学を学んだような英語教育の専門家とは、私はいっさい話が合いません。どうやったら、授業が楽しくなるのか、どうやったら単語が覚えられるようになるのかなんてことを考える必要があるのか私にはわかりません。ふつうは楽しかったら自然に覚えるでしょう。覚えられないのは、覚える意味が感じられないからですし、話せないのは話しても楽しくない話題だからです。現代の語学教材の内容は、幼稚すぎて、つまらないのです。大学生に、幼児の読むような絵本を与えるような感覚です。

私は英語を通して学ぶ中身が楽しければそれで充分だと思います。クソみたいな内容の教科書を学んで、コミュニケーションができるようになりましょうというカリキュラムがいまは一般的ですが、それが英語学習をクソ面白くないものにしているのです。それがわからないアホどもが無数にいます。まったく話になりません。教員も面白いと思っていないのですから、学生や生徒も面白いわけがないのです。いまの語学教材は知的好奇心を刺激するような教材はほぼありません。


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