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私事ですが、乙四を東京中央センター(幡ヶ谷)で受けてきました [危険物取扱者乙種4類(乙4)]

さっさと結論から申し上げますと、合格したと思います。落ちたら、笑ってください。法令は15問中3問くらい頭を悩ますものがありましたが、なんとかなるでしょう。

物理化学(10問)と性状・消火(10問)も大丈夫でしょう。最悪でもそれぞれ6問取れているはずです。すべての科目で6割取れていれば合格ですから、合格は間違いないと信じます。

試験の内容は思いのほか簡単でした。制限時間は2時間ですが、私は1時間ほどで退出しました。私よりも先に15人ほど退出しましたが、9割以上の人たちがまだ残っていました。私は早く終了した方です。

受験者の年齢や男女比に関しての印象ですが、割と年齢が高い人が多く、オジサンの私はまったく違和感はありませんでした。20代はおそらくそんなにはいなかったと思います。おひとり、一番後ろの席に、相撲取りのような体つきの若い男性が座っておられました。目立ったのはそのくらいです。あとは40から60代のオジサンばかり。女性は若い人はたぶん30代後半から50代ですね。全体の印象ですが、ホワイトカラーの仕事をしていてもおかしくはないような人たちばかりでした。もっといかつい肉体労働系の男性が多いのかと勝手に怖がっていたのですが、危険物取扱者を希望する人にはそんな危険人物はいませんでした。

私なりの試験問題の解き方を説明します。まず問題用紙を最初から最後まで1ページずつめくり、全体を把握します。この問題はやさしそうだ、とか、問題文が長いなあ、とか、ああ、これは過去問と同じだとか、思いながら、どこからやろうかと考えるわけです。今回は、物理化学の問題に瞬殺できるものがあったので、そこから始めることにしました。長い文章は読むのはいやですからね。

マークシート形式の場合、私は問題用紙にすべての答えに記入してから、すべて解き終えた後に、マークシートに答えを書き写しながら見直すというスタイルを取っています。そうすると、マークシートの記入間違いも防げますし、見直しの時間も節約できるからです。

早退可能時間の35分が経ったあと、3分ほどすると、何人かが荷物をまとめて出ていきました。私もその頃にはほぼ問題を解き終えていました。その集団が出ていって会場が静けさを取り戻したころに私は丁寧にマークシートを塗りなおし、塗り残しがないかどうかもチェックしていました。作業が終わったら、筆記用具を筆箱に入れ、カバンにしまい、その後、机の角に貼られた受験番号と名前の書かれたステッカーをはがして、問題用紙の表紙の所定欄に貼り付け、マークシートと一緒にもって出口の受付の方に渡して記入ミスがないかどうかチェックしてもらいました。そこで写真のオレンジ色の封筒を受け取りました。これに免許を申請するための書類などが入っています。

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合格発表は9月30日(金)です。ネットで発表されます。免状が届くのは早くても11月だそうです。

問題の内容ですが、細かいことはあまり覚えていません。でも、思い出せる範囲で書き出してみます。

性状に関しては、酸素とかガソリンとか軽油とかキシレンが出ました。どこかの問題文にアニリンが含まれていたびっくりしました。あれは第3石油類なんですね。消火剤では、強化剤は寒冷地でも使えるのかとか、たん白泡消火剤の耐熱性も問われていました。私はそこは間違わなかったと思います。

物理化学に関しては、完全燃焼させるためのmol数の計算とかもありましたね。鉄よりイオン化傾向の大きい物質はどれか、という問題も簡単でした。酸化の定義や混合物の問題どれかもありました。エチルメチルケトンの問題は、公論出版の過去問の357ページ問14を改変したものでした。出なかったのは、ボイル・シャルルの法則や熱量・比熱、熱膨張や構造式。助かりました。

法令に関しては、定期検査が必要な製造所等として正しいものの組み合わせを選べとか、第1類から5類までの「火気厳禁」とか「衝撃注意」とかの掲示板の組み合わせとか、指定数量の計算式(公論出版の過去問の15ページの問題そのまま)とかもありました。第二種販売取扱所の指定数量の15~40倍以下というやつもあったなあ。定期点検や保安距離の、危険物施設保安員の業務、セルフの給油取扱所、第4種の消火設備の問題も出ました。予想通りです。使用停止命令の問題はたぶん危険物保安統括管理者を定めていないときが正解だと思います。私もそれを選びました。

いまのところ、あきらかに間違ったという問題を見つけられません。それにもかかわらず、恐ろしく不正解が多かったら、どうしましょうか。悔しいから迷わずすぐにでも再受験を申し込みますよ。

とりあえず、今は危険物取扱者乙四の受験勉強から解放されたので、次は何を受けようかと考えることにします。簡単な試験は趣味としてやれるからいいですね。難しい奴だと仕事を犠牲にするので、長い休みが取れない限りなかなか勉強できません。簡単な奴というなら、ドローン検定とか、測量士補とかもいいかもね。

FP2もまあまあ簡単です。試験は来年の1月だから、まだ余裕ですね。その前に1つか2つ入れておくのもよいかも。簿記3級のリベンジにする?

笹塚駅前の紀伊国屋書店に立ち寄って、資格の本を見てみました。なぜか本拠地が置かれているのに、危険物取扱者の本が置かれていませんでした。宅建とか行政書士とか簿記はあるのに不思議です。そのうち、近所のショッピングモール内の書店に行って、次のターゲットを見つけてきます。





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